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Alexaフラッシュブリーフィングスキル 開発チュートリアル

Last updated at Posted at 2018-05-28
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1. はじめに


参考文献

今回のAlexaフラッシュブリーフィングスキル開発チュートリアルは、以下のサイトを参考に、2018年5月時点の開発環境にアレンジし、まとめたものとなります。


このスライドを見てできること

  • Amazon API Gateway の作り方が理解できるようになる。
  • AWS Lambd でのNode.js関数作成が理解できるようになる。
  • Alexaフラッシュブリーフィングスキルが作成できるようになる。

今回作成するAlexaフラッシュブリーフィングスキル

  • スキル名:とっさのキャスター
トークシナリオ
ユーザー:「アレクサ、今日のニュースは?」
アレクサ:「フラッシュニュースです。
           とっさのキャスターが提供しています。
           今日も一日、がんばってください。」


注意事項

  • 今回作成するAlexaフラッシュブリーフィングスキルは、通常のニュース読み上げ、ブログサイト読み上げとはかなり異なります。
  • 仮に、スキル申請をおこなった場合に、スキルがリジェクト(審査不可)となる可能性が高いものとなります。
  • 開発者プライベート用のユーモアスキルであることを、あらかじめご理解のうえ、お試しください。

2. 事前準備・開発環境


事前準備


必要なソフトウェア

  • ブラウザ:Google Chrome(推奨)
  • エディタ:Visual Studio Code(推奨)

必要な開発環境

  • マイク&スピーカが利用できるパソコン
  • インターネット(Wi-Fi)

3. アカウントの用意


Amazon Developerアカウントの用意


AWSアカウントの用意


4. AWSログイン


AWSログイン

  1. 「AWS」(https://console.aws.amazon.com/ )サインイン画面を開く。
  2. 「12桁のアカウントID」または「Eメールアドレス」を入力する。
  3. 「次へ」ボタンをクリックする。
    スクリーンショット (46).png

AWSログイン

  1. 必須項目を入力する。
  2. 「サインイン」ボタンをクリックする。
    スクリーンショット (45).png

5. Lambda関数の作成


AWS Lambda

  • 「Lambda」を検索し、クリックする。
    スクリーンショット (47).png

AWS Lambda

  • リージョンが「東京」であることを確認する。
    スクリーンショット (48).png

AWS Lambda

  • 「関数の作成」ボタンをクリックする。
    スクリーンショット (49).png

AWS Lambda

  • 「一から作成」を選択する。
    c7.png

AWS Lambda

  1. 「関数の名前(NewsCaster)」を入力する。
  2. 「ラインタイム(Node.js 6.10)」を選択する。
  3. 「ロール」を設定する。
    c8.png

IAMロールが未設定の場合


AWS Lambda

  • 「関数の作成」ボタンをクリックする。
    c9.png

AWS Lambda

  1. 「関数(NewsCaster)」が選択されていることを確認する。
  2. 画面中央まで、下にスクロールする。
    c10.png

AWS Lambda

  • サンプルプログラムを、全て選択して削除する。
    c11.png

AWS Lambda

  1. 次のページのサンプルプログラムを、貼り付ける。
  2. 「保存」ボタンをクリックする。
  • トリガーの追加から「Alexa skills Kit」をクリックする。
    c12.png

サンプルプログラム

index.js
 // 厳密モード有効
 'use strict';

var data = [
    "今日も一日、がんばってください。",
    "働きすきは良くないですよ、たまには休憩してください。",
    "今日も一日、お疲れさまです。"
];

exports.handler = function(event, context, callback) {
    // 更新日時取得
    var dt = (new Date(new Date().getTime() - new Date().getTimezoneOffset() * 60000).toISOString());

    var factArr = data;
    var factIndex = Math.floor(Math.random() * factArr.length);
    var randomFact = factArr[factIndex];

    var bodyJson = {
      "uid": factIndex,
      "updateDate": dt,
      "titleText": "とっさのニュース",
      "mainText": randomFact,
    };

    callback(null, bodyJson);
};

6. API Gatewayの作成


API Gateway

  • 「API Gateway」を検索し、クリックする。
    キャプチャ1.PNG

API Gateway

  • 「APIの作成」をクリック。
    c2.png

API Gateway

  1. 「新しいAPI」を選択する。
  2. API名に「NewsCasterAPI」を入力し 、「APIの作成」ボタンをクリックする。
    c3.png

API Gateway

  • 「アクション」ボタンをクリックし、「メソッドの作成」を選択する。
    c4.png

API Gateway

  • メソッド種類のリストから「GET」を選択し、「レ印チェック」をクリックする。
    c5.png

API Gateway

  1. 総合タイプ「Lambda関数」を選択する。
  2. リージョン「ap-northeast-1(東京)」を選択する。
  3. Lambda関数に「NewsCaster」を設定する。
  4. 「保存」ボタンをクリックする。
    c13.png

API Gateway

  • 「OK」ボタンをクリックする。
    c14.png

API Gateway

  • 「アクション」ボタンをクリックし、「APIのデプロイ」を選択する。
    c15.png

API Gateway

  1. デプロイされるステージに、「新しいステージ」を選択する。
  2. ステージ名に、「dev」を入力する。
  3. 「デプロイ」ボタンをクリックする。
    c16.png

API Gateway

  • 「URLの呼び出し」に表示された「URL」をメモしておく。
    c17.png

7. Alexaフラッシュブリーフィングスキルの作成


Amazon開発者コンソール

  1. Amazon開発者コンソール」を開く。
  2. 「Developer Console」をクリックする。
    スクリーンショット (28).png

Amazon開発者コンソール

  • 「ログイン」する。
    スクリーンショット (29).png

Amazon開発者コンソール

  • 「ALEXA SKILLS KIT」をクリックする。
    c18.png

Amazon開発者コンソール

  • 「スキルの作成」ボタンをクリックする。
    c19.png

Amazon開発者コンソール

  1. スキル名「とっさのニュース」を入力する。
  2. 言語を「日本語(Japanese)」に変更する。
  3. 「次へ(Next)」ボタンをクリックする。
    c20.png

Amazon開発者コンソール

  1. 「フラッシュブリーフィングスキル」スキルを選択する。
  2. 「スキル作成(Create Skill)」ボタンをクリックする。
    c21.png

Amazon開発者コンソール

  • カスタムエラーメッセージに、「このフラッシュニュースは、現在ご利用頂けません。」と入力し、「保存」ボタンをクリックする。
    c22.png

Amazon開発者コンソール

  • 「+新しいフィードを追加」ボタンをクリックする。
    c23.png

Amazon開発者コンソール

  1. プリアンブル「とっさのニュースが提供しています」
  2. フィード名「とっさのニュース」
  3. コンテンツタイプ「テキスト」
  4. コンテンツジャンル「ユーモア」
  5. フィード「先ほどコピーしておいたURL」
  6. フィードアイコンに、512ピクセル画像を設定する。
  7. 「追加」ボタンをクリックする。
    c24.png

Amazon開発者コンソール

  • 「保存」ボタンをクリックする。
    c25.png

8. DEVスキルの有効化


Amazon.co.jp alexa サインイン

テストシミュレータでは、ニュースを実行することができないため、Amazon Echo実機にて動作テストをする必要があります。実機でテストするため、DEVスキル(開発中のスキル)を有効にししてゆきます。


Amazon.co.jp alexa サインイン

  1. Amazon.co.jp alexa サインインを開く。
  2. Amazon.co.jpアカウントで、ログインする。
    c26.png

Amazon.co.jp alexa サインイン

  • 「スキル」をクリックする。
    c27.png

Amazon.co.jp alexa サインイン

  • 「有効なスキル」をクリックする。
    c28.png

Amazon.co.jp alexa サインイン

  1. 「DEVスキル」をクリックする。
  2. 「とっさのニュース」をクリックする。
    c29.png

Amazon.co.jp alexa サインイン

  • 「有効にする」ボタンをクリックする。
    c30.png

9. テスト


Amazon Echo実機

Amazon Echo実機で、ニュースを起動してください。

実機テスト
ユーザー:「アレクサ、今日のニュースは?」
アレクサ:「フラッシュニュースです。
           とっさのキャスターが提供しています。
           今日も一日、がんばってください。」


実機以外のテスト方法


10. おわりに


おわりに

今回作成した とっさのニュース(NewsCaster)は、変則的な「Alexaフラッシュブリーフィング」スキルとなります。
これまでなかった「Alexaフラッシュブリーフィング」を作って楽しんでください!


end

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