はじめに
大学3年目の一年間で、多くの経験を積み、多くの学びを得ました。その中で特に大切だと感じた三つのことを振り返ります。
1. 行動が不安を克服する力になる
今年は、大学1・2年に比べて、未知の技術や新しい機会への挑戦が圧倒的に増えた一年でした。
ハッカソンやインターン、勉強会への登壇、さらにはハッカソンの運営にも関わる中で、最初は「右も左も分からない」「不安でしかない」と感じる場面が数多くありました。
しかし、「調べて」「人へ相談して」「挑戦して」「失敗する」ことを繰り返す中で、少しずつ自信がつきました。特に「不安だから行動しない」のではなく、「行動することで不安が消え、自分の力になる」ということが身に染みました。
今では、同じ挑戦をもう一度求められたとしても、大抵のことは乗り越えられる自信があります。この「行動する事」が、どれだけ重要かがとても実感できた一年となりました。
2. チーム開発での方向性を揃える難しさとその大切さ
今年経験したチーム開発では、設計や方向性を揃えることの重要性を痛感しました。特にハッカソンのような短期間で成果を出す場面では、ゴールが明確でないまま進めてしまうと、各メンバーの作業がバラバラになり、成果物の見直しに大きなコストがかかることを経験しました。
コードを書く以前に、設計やビジョンをしっかりと共有することが、プロジェクト成功のカギだと学びました。どの機能を優先するか、命名規則をどう統一するか、役割分担をどうするかなど、事前に合意しておくことで、作業効率が大きく変わることを実感しました。
さらに、会議内容を文字として記録に残す重要性も感じました。実際に、前回の会議内容が曖昧なままで再度議論するという無駄な時間を過ごすことがあり、このような経験を通じて、「情報を残すこと」がチーム全体の生産性を高めると理解しました。
「コードを書く以前の準備がプロジェクトの成否を分ける」という教訓は、来年以降も忘れずに活かしていきたいと思います。
3. 一年あれば大きく変われる
1月の自分を振り返ると、APIやバックエンド、XR開発のことはほとんど知らない状態でした。それが、この一年でWeb開発の基礎からXR開発、GoやNextといった新たな技術スタックの取得、インターンでの実務経験にまでスキルを広げることができました。
「興味はあるけれど始められない」と思っていたことも、実際にやってみると想像以上に楽しく、新しい可能性が見えてきました。来年もこの経験を活かして、もっと積極的に挑戦していきたいと思います。
今後(来年)の展望
今年を振り返り、たくさんの経験を積むことができました。これらの経験を活かし、来年以降も積極的に挑戦し続けたいと考えています。
大学4年目を迎える来年は、さらに広い範囲で自分の技術を高めていきたいです。現在進行中の共同開発プロジェクトのローンチや、AWSを始めとするインフラ技術の習得、XR分野での研究に加え、セキュリティやCGといった新しい領域にも挑戦したいと考えています。
特に、学生の時間が限られている中で、できるだけ多くのことに挑戦し、実践的なスキルを積んでいくことが大切だと思っています。来年も学びの姿勢を持ちながら、一歩ずつ着実に成長していきたいです。