Emacs には使い捨て用の scratch バッファがあるが、せっかく書いたコードが Emacs 終了と同時に消えてしまうのはもったいないし、不意に Emacs が落ちると面倒だ。
そこで open-junk-file.el を使用すれば、使い捨て用のファイルをすぐに開くことができる。インストール方法は以下の通り。
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http://www.emacswiki.org/emacs/open-junk-file.el から open-junk-file.el を入手し、パスの通ったところに置く (auto-install を導入していれば
M-x install-elisp-from-emacswiki open-junk-file.el
などでもインストール可)。 - .emacs に以下のような設定を記述。
(setq open-junk-file-format "~/program/junk/%Y/%m/%Y-%m-%d-%H%M%S.")
(global-set-key (kbd "C-x j") 'open-junk-file)
この設定を行えば、Emacs で C-x j を入力すると Junk Code (Enter extension): ~/program/junk/2012/06/2012-06-04-152242.
のように表示され、拡張子を入力して RET を入力するだけで使い捨て用コードを開くことができる。