データが 2,000 万行から数十億行に至る場合は Big Object を推奨します。
Big Object は非リレーショナルデータベースを使用してデータを格納します。
Big Objectの設定はカスタムオブジェクトとほとんど同じ。
次に該当する場合は、Big Object を使用します。
- 数百万行から数十億行のデータを処理する必要がある。
・カスタムオブジェクトに比べるとストレージは低価格 - フルデータセットのデータと集計の多数のセットを (非同期 SOQL を使用して) バッチ処理する必要がある。
- 業務レポートまたは Tableau CRM を使用してビッグデータを分析する必要がある。
いくつかの制限があります。
・標準で提供されるユーザインタフェース(画面)がない
・共有ルールが使えない
・トランザクション処理には向かない
非同期 SOQL とカスタムオブジェクトを使用して、小さなデータセットと集計を作成します。一度にデータセット全体を分析する必要がある場合は、Tableau CRM を使用します。データセットの一部に対して Salesforce の自動化を利用する場合は、Tableau CRM のほか、非同期 SOQL とカスタムオブジェクトも併用します。