チャットアプリは、個人的およびビジネスコミュニケーションの両面で重要な役割を果たしています。人々がリアルタイムでつながり、情報を共有し、協力するためのシームレスな方法を提供します。
利用シーン
個人的なコミュニケーション
- つながりの維持:距離に関係なく、家族や友人と連絡を取り、最新情報を共有し、関係を維持
• インスタントメッセージング:従来のSMSより高速で対話的、テキスト、音声、ビデオに対応
ビジネスコラボレーション
- チームコミュニケーション:リアルタイムの討論、プロジェクト更新、フィードバックで生産性を向上
• リモートワーク:分散チームでの仮想会議、ファイル共有、共同作業に不可欠
カスタマーサポート
- 即時サポート:顧客にリアルタイムのヘルプとサポートを提供し、満足度とロイヤリティを向上
• チャットボット:AIを活用して一般的な問い合わせに対応し、24時間365日のサポートを提供
教育
- オンライン授業:学生と教師の交流、Q&Aセッション、課題提出を促進
• 学習グループ:学生が協力し、トピックについて議論し、リソースを共有
ソーシャル・エンターテインメント
- 趣味のグループ:共通の趣味や興味に基づくコミュニティでアイデアや経験を交換
• ライブインタラクション:ライブストリームやゲームコミュニティとリアルタイムで交流
環境要件
- React v18.0(v17.x非対応)
• TypeScript
• Node(v12.13.0以降、v17.0.0以前。Node.js公式LTSバージョン16.17.0推奨)
• npm(使用するNodeバージョンに対応したもの)
chat-uikit-reactの導入
ステップ1:プロジェクトの作成
npx create-react-app sample-chat --template typescript
cd sample-chat
ステップ2:chat-uikit-reactコンポーネントのインストール
npm install @tencentcloud/chat-uikit-react
ステップ3:chat-uikit-reactコンポーネントの組み込み
注意:コード内のSDKAppID、userID、userSigは未入力です。ステップ4で必要な情報を取得して置き換えてください。
[コード例は原文と同じ]
import React, { useEffect, useState } from 'react';
import { ChatSDK } from '@tencentcloud/chat';
import { TUIKit } from '@tencentcloud/chat-uikit-react';
import { TUILogin } from '@tencentcloud/tui-core';
import '@tencentcloud/chat-uikit-react/dist/cjs/index.css';
export default function SampleChat() {
const [chat, setChat] = useState<ChatSDK>();
const init = () => {
const loginInfo = {
SDKAppID: 0,// Your SDKAppID. Get it from Step 4userID: 'xxx',// Your userID. Get it from Step 5// UserSig is a cipher for a user to log in to IM. It is the ciphertext generated by//encrypting information such as userID. Get it from Step 5userSig: 'xxx',// Your userSig. Get it from Step 5useUploadPlugin: true,
};
TUILogin.login(loginInfo).then(() => {
const { chat } = TUILogin.getContext();
setChat(chat);
}).catch(() => {});
}
useEffect(() => {
init();
}, [])
return (
<TUIKit chat={chat} language={'en'}></TUIKit>// language support en or zh
)
}
ステップ4:アプリケーションの作成
- Chatコンソールにログイン
- アプリケーションの作成をクリックし、名前を入力して作成
- 作成後、コンソール概要ページで新しいアプリケーションの状態確認が可能
ステップ5:userIDとuserSigの取得
- 対象アプリケーションタブをクリックし、アカウント管理ページでアカウントを作成
• IMコンソール > UserSigツールでuserSigを生成
ステップ6:プロジェクトの起動
App.tsxでSDKAppID、userID、userSigを置き換え、以下のコマンドを実行:
npm run start
注意事項:
• ステップ3での情報置き換えを確実に行うこと
• userIDとuserSigは対応関係にあること
• 起動失敗時は環境要件を確認
ステップ7:最初のメッセージ送信
よくある質問
Q: UserSigとは?
A: IMへのログインに使用する暗号で、userIDなどの情報を暗号化して生成された文字列です。
Q: UserSigの生成方法は?
A: サーバーにUserSig計算コードを組み込み、プロジェクト用APIを提供します。必要時にプロジェクトがビジネスサーバーにリクエストを送信して動的なUserSigを取得します。