TIMEVALUE関数とは?
TIMEVALUE 関数は、文字列形式で入力された「時間」をスプレッドシートが認識できる時間値(数値形式)に変換する関数です。これにより、時間同士の引き算や加算が簡単に行えるようになります。
基本的な使い方
TIMEVALUE(時間の文字列) の形式で使用し、時間を0〜1の小数値(1日=1)に変換します。
例:8時30分15秒から17時45分50秒の時間差を計算する
セルA1:08:30:15
セルB1:17:45:50
=TIMEVALUE(B1) - TIMEVALUE(A1)
この計算結果は 0.38356 となります。これは 1日(24時間)を1とする小数形式なので、これを時間に変換する必要があります。
変換方法
- 日
=TIMEVALUE(B1) - TIMEVALUE(A1)
- 時間
=(TIMEVALUE(B1) - TIMEVALUE(A1)) * 24
- 分
=(TIMEVALUE(B1) - TIMEVALUE(A1)) * 24 * 60
- 秒
=(TIMEVALUE(B1) - TIMEVALUE(A1)) * 24 * 60 * 60
まとめ
TIMEVALUE 関数を使うことで、文字列形式の時間をスプレッドシートが認識できる数値に変換し、計算が可能になります。分や秒を含む複雑な時間計算も簡単に行えます。
参照
https://support.google.com/docs/answer/3267350?hl=en
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/timevalue-%E9%96%A2%E6%95%B0-0b615c12-33d8-4431-bf3d-f3eb6d186645