Using GopherLua instead of lua53.dll · Issue #300 · zetamatta/nyagos
lua53.dll にはいくつか問題があります。
- MinGW gcc 6 でビルドされた lua53.dll は
LIBGCC_S_DW2-1.DLL
を必要とします。- luaBinaries でダウンロードできる lua53.dll は MinGW gcc 4 や Visual C++ でビルドされているようです。
- GCC のstatic-linkオプションは、EXEファイルのビルドにおいて働くもので、DLL のビルドには効きません。
- appveyor での自動ビルド時、luaBinaries から lua53.dll をダウンロードしていますが、度々失敗しています。
また、nyagos で lua53.dll を用いたサードパーティライブラリも滅多に必要とされないようです。
ならば、lua53.dll のかわりに GopherLua を使うべきではないでしょうか。
計画は始まっています。
ということで NYAGOS は今、Lua エンジンを lua53.dll から GopherLua へ切り替え中です。(完成したら NYAGOS 4.3 になるでしょう)
仕掛中のソースは develop ブランチの https://github.com/zetamatta/nyagos/tree/develop/gopherSh 以下にぶら下がっています。エンジン自体は既に GopherLua に変わっていますが、幾つかの機能(補完のフックと、OLE呼び出し)の移植が済んでいません。進捗的には 2018年5月の連休までにα版がリリースできたらいいなというところです。
ご期待ください
(また、別途、lua53.dll と GopherLua の使い勝手の違いもリポートします)