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固定翼機の離陸角度の失敗例についての考察

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12月10日は無人航空機記念日です。
アドベントカレンダーでも特別な日を取ってしまっていました。

さて、ドローンのオペレーターは数多くいますが、固定翼機のフライト経験を持つ方はまだまだ少ない。
また、カタパルト式など、離陸装置と言えるものがある場合を除いて、手で投げるタイプについての離陸角度について考えます。

固定翼の特徴

ドローンバードで所持している固定翼機は
-Parrot社 Disco PRO AG
-Sensefly社 eBeeX eBee-Clasic
等があり、お尻の部分にプロペラが1つ付いているタイプです。

プロペラ1つで前進する力を持って、両翼に揚力を得て宙に浮いているという方法で飛行します。
翼にあるエルロンを制御して左右に旋回しますが、回転翼と違い空中に静止することはできず、とどまる場合、最低半径の円を上空で描きながら、待機するということになります。

いずれの機体も胴体着陸をする方法で着陸しますが、着陸に必要な直線距離は種別で異なり、また着陸直前に速度を抑えるように機体頭部を上に向ける動作などは、備え付けられている否かも違います。

離陸時の注意点

追い風にならない方向を風力計や、雑草などを投げて葉っぱの流れを見ましょう。
谷間の場合は乱気流になっているので、離発着に適さないことがあります。(後日書きます。)

離陸するためにプロペラが回転した後、機体は前進する力を得ます。
投げる時の基本的な持ち方として、両翼を両手で持つ持ち方が初心者には良いでしょう。
多くのフライトに関する動画でも、そのような光景を目にすることが多いです。

両手で持ち場合には、風の強さを考えておく必要があります。
平均風速5mを超えるような風のある日は、離陸時の手を離した瞬間に、機体が自分の方向へ押されることを想定して離陸の角度を考える必要があります。最悪の場合、プロペラと接触してケガをする原因となります。
この点に関して回転翼機とのリスク差があると言えます。

片翼を持って投げるタイプで飛ばす場合には、勢いあまって翼がジョイントしている部分が抜けないように気を付けなければなりません。
上記の風で戻って来ることが想定されいる場合や、瞬間風速が強まる場合に有効な方法ですが、片翼を持って投げる練習が必要です。
練習する場合は、片翼で投げた経験のある操縦者と一緒に練習し、細かいアドバイスを受けることをお勧めします。

離陸角度

風のない日には、離陸角度は思いのほか高く設定する必要があります。
固定翼は一旦、上空に向かって飛びますが、上層するためにエルロンを上げる為、一瞬、頭が下がることがあります。
この時に高度が下がりますので、墜落しない高さまで上がっていることが必要です。
また、墜落を避けたとしても、周囲の建物や樹木に待機高度まで上げる航路に障害がないかリリースする場所も考慮に入れて飛ばす必要があります。

固定翼は、離発着に気を使いますが、省電力で広範囲の撮影ができる方法として、選択できます。
ただ、日ごろの練習が、回転翼のように留まっていられない特性があるために、欠かすことができないことも大きくあります。
いろいろなドローンを飛ばせる技術があるということは、大変良いことだと思いますので、固定翼機を買えないなぁと思っている方は、Drone Birdの訓練に参加してスキルを上げていきましょう!

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