0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

災害ドローン救援隊 DRONEBIRDAdvent Calendar 2024

Day 17

能登地震発生後にDroneBirdはどのように動いていたのか(防災協定の重要性)

Posted at

地震発生から1年

能登の地震が発生して1年が経とうという時期になりました。
震災があったのかという生活を送っていますが、皆さんには1年という時の流れをどう感じるでしょうか?

DroneBirdと震災

ドローンを用いて空撮した写真をつなぎ合わせて、「オルソ写真」というつなぎわせた大きな写真を作ります。
その後、OpenStreetMapという無料で使用できる地図に重ねてどこに建物があるか描いていきます。
撮影した時の最新の地図が描くことができるます。

ドローンで空撮する人
地図を描く人
みなさんボランティアでやろうということです。

能登の地震

大規模災害でドローンを用いた撮影をすることは、道路事情により、今回は一部に留まりました。
また国土地理院を含めた他の団体からの映像や写真を用いて、重ね合わせた写真なども作成を試みたところです。
また、DroneBirdだけではなく、他の団体も救援活動に入りましたが、東日本大震災以降の熊本やその他の豪雨災害でも類を見ない活動の困難さを経験したと言えるでしょう。

震災発生ふぉのDroneBird

コアメンバーによる情報共有と別の団体の活動にも参加している隊員も多く、どの立場であっても災害現場で機能することが最優先とされます。

DroneBirdでは30を超える県や地方団体と協定を結んでいますが、中部地方も東南海地震に備え活動しており、名古屋市さんと協定を結んでいます。

まずは被害状況の把握、遠方であったことで名古屋市内には被害がみられませんでしたが、能登地方にアクセスするために、名古屋市からの支援で緊急車両用の証明の発行を迅速に行っていただきました。
たとえ、その自治体で災害が起こらなくても、「防災」というキーワードから支援に向かう隊員を支援していただけたということは誠に素晴らしいことが起こったと感動しました。

まとめ

このように、本質的な災害活動を目的となった縁が、一般的な活動に飛躍してつながりを見せ、日本における防災への柔軟性が垣間見えた出来事となり、改めて、「協定を結ぶ」という価値を認識しました。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?