#応用情報技術者試験を合格するためにやった2つのこと
基本情報技術者試験を合格、または合格同等の知識レベルを保有している方向け
##お品書き
- 応用情報技術者試験の合格ライン
- 午前試験対策
- 午後試験対策
- まとめ
##応用情報技術者試験の合格ライン
そもそも、応用情報技術者試験を合格するには、試験の構成と合格ラインを知っておく必要がありますね。
試験構成はシンプルで、以下の2つの試験で構成されます。
- 午前試験
- 午後試験
午前、午後の両方で合格ラインの点数を取ったら合格となります。
合格ラインは 60% です。
午前、午後の総合で60%ではありません。それぞれで60%必要です!
例えば、午前試験で60%取ってなかったら、午後試験で満点取ろうと不合格なので注意してください!
##午前試験対策
午前試験は4択のマークシート形式の試験です。
- 試験時間:150分
- 問題数:80問
単純計算で、1問あたり1分52秒かけていいので、試験時間が足りないことはないでしょう。
また、電卓が必要な問題も出題されませんし、計算問題は大体綺麗に計算できるように数字が調整されているので、筆算ができれば十分な難度です。
最大のポイントは、試験問題の半数近くは、過去問から出題されることです。
午前試験の問題は過去問からほとんど、そっくりそのまま出題されます。
一字一句問題文が同じなだけでなく、選択肢の構成と順番まで一緒な問題もあるくらいです。
つまり、60%の合格ラインを突破するには、50%の過去問対策と、10%の新規問題対策でいいのです!
##午後試験対策
午後試験は記述式の試験になります。
- 試験時間:150分
- 問題数:11問
- 解答数:5問
午後試験は11問の大問から5問を解答します。
5問中、1問は情報セキュリティが必須で、後の4問は自由選択です。
###必須選択問題について
必須問題も選択問題も配点は変わりません。
また、必須問題は選択問題よりも難度が低い傾向があるため、確実に点数を稼ぐ必要があります。
###自由選択問題について
選択問題は4つ選択して解答します。選択問題は毎年この問題が簡単!という傾向はないと思われます。
なので、解く問題を決め打ちで臨むのはお勧めしません。
しかし、自分が全く経験も勉強もしたことのない分野を解くのは全くお勧めしないので、多少なりともかじったことのある分野を解くのがいいでしょう。
例えば、DBについて全く知識がないのに、DBの問題を選択するようなことはやめておきましょう。DBの問題は毎年必須と言っていいほど、SQLを記述する問題が出題されているので、自力でSQLを書いた経験のない人は爆死します。。。
おすすめは、安定して解けそうな分野を6つほどを決めておいて、当日に問題文を見てから、そのうちの4つを決めて解くスタイルです。
午前と異なり、試験時間はシビアで、一問あたり30分以内で解く必要があります。問題文はB5用紙4ページ分ほど(図表含む)あるので、読むだけでも時間がかかります。全文読むのではなく、必要なところを拾い読みすることを心掛けましょう。
##まとめ
応用情報技術者試験は合格者比率が20%前後と、高難度の試験と思われがちですが、誰でも受験できる試験のため、合格率が低いのは必然でしょう。もちろん、ノー勉で合格できるほど甘い試験でもありません。この記事で紹介した、以下のことを踏まえて勉強すれば、合格に近づきますので、頑張りましょう!
午前試験は、50%の暗記と10%の知識
午後試験は、文章読解力