こんにちこんばんは。zawatakeです。
今回インターネット回線を選ぶ際の
考えなくてはいけないこと、考えなくてもいいこと
をお伝えしたいと思います。
「考えるべきポイントをしっかり押さえて思考のムダを省く」
こんなことができればいいかなと思います。
こんな方に読んでほしい
・インターネットってどれ選べばいいの?
・選ぶときに考えること多すぎて嫌になった経験がある
zawatakeの略歴紹介
・個人向けインターネット回線の切り替え訪問販売(3年)
・個人向けインターネット回線契約前の確認業務(2年)
・個人向けインターネット回線のコンサル(1.5年)
・個人向けインターネット回線の品質管理等の保守業務(1.5年)
法人向けはやっていないので家のインターネットのことだと思ってください。
自分で利用してきた回線
NTTフレッツ光⇒電力系光⇒auひかり⇒SoftbankAir⇒Softbank光⇒ドコモ光⇒電力系光
ざっくりな回線の分類
大きく分類すると3種類あります
・光回線
・ケーブル回線
・ADSL回線
ケーブル回線はケーブルテレビが提供するインターネット回線
ADSLは電話線を利用したインターネット回線です。
光回線が多くの場合利用されているので光回線を掘り下げます。
光回線
└NTT系
└auひかり
└地域電力系
└NURO光 など
NTT系の中にSoftbank光、ドコモ光、BIGLOBE光などがあります。
回線とプロバイダが一体となった光コラボが主流。
インターネット回線は使えるものが地域・建物によって決まっている話
インターネットを選ぶ際に思考を省けるポイントとして
自分の住んでいる地域、建物で使えない回線のことは思考しない
ということは疲弊してしまわないために結構重要だと思います。
使いたいものは使えるかという思考よりも今の建物では何が使えて何が最善か
と考えていくほうがシンプルです。
各インターネット回線のパンフレットを開くとわかると思いますが、
複数の料金プランが記載されていてヨクワカラナイとなった経験はありませんか?
どのポイントに注目すればいいかを絞ってご紹介していきます。
地域の話
まずは”どの回線のパンフレットを手に取るべきか”の話です。
zawatakeは中部地方に住んでいて現在コミュファ光というのを使っています。
この回線の対応エリアは愛知・岐阜・三重・静岡・長野なのでその地域でしか使えない回線です。
東京にもし住むとなったらこの回線は候補に入れられないということです。
厳密に言うと上記5県に住んでいても全域で対応しているわけではないので、使える場所と使えない場所があることを知っておくといいかと思います。
これは電柱にある電線(ネット回線)がどこまで引かれているか、物理的に電線から家に引き込むことができるかに関係しているのでエリア検索(自分の住んでいるところで該当回線を使えるかのチェック)をすることでおおよそ把握できます。
建物の話
続いてパンフレットの”どの料金プランを見ればいいか”の話です。
一戸建てと集合住宅にも違いがあります。
・一戸建て
対応している回線はなんでも引き込むことができる
月額5,000円程度
1世帯1回線使える
・集合住宅
使える回線は決まっている(複数ある場合もある)
月額4,000円程度
他の入居者と回線をシェアしている
建物のオーナーが導入した回線によって同じ回線でも速度に違いがある
さらに集合住宅の話を掘り下げます。
”どのパンフレットを手に取るべきか”の要素も含まれます。
先ほど回線の分類の話をしました。
建物のオーナーが何を導入しているかによって使用できる回線は異なってきます。
例えば、入居したマンションのオーナーがNTT系の光回線しか建物に導入していなかった場合には独自回線を利用したサービスであるauひかりのマンションタイプは利用できません。
※どうしてもauひかりを利用したい場合は対応地域であればマンションに一戸建て用の回線を導入するという選択肢もありますが、話がややこしくなるので本記事では割愛します。
◇集合住宅プランにおける最大速度の違い
NTT系のマンションタイプの光回線を例に出しますが、同じ月額料金でも最大速度には松・竹・梅があります。
これはマンションのオーナーや管理会社が導入した回線によって決まるので入居者がどうこうして梅を松にすることはできません。
このランク分けは導入した時期が早ければ低ランク、直近であれば高ランクである可能性が高いです。
◇引越しを想定した簡単な例
あなたは引越しをすることになりました。
現在はSoftbank光を竹の速度で利用しています。
引越し先の候補が3つあり下記のようなネット回線が導入されています
候補A:ケーブル回線のみ
候補B:ケーブル回線+NTT系回線梅
候補C:NTT系回線松のみ
引越し先でもSoftbank光を現在と同等以上の速度で使いたい場合は候補Cを選ぶ以外に選択肢はありません。
候補Bの場合はSoftbank光を利用することがますが速度が落ちてしまい、候補Aの場合はそもそもSoftbank光を使用することができません。
申し込む場所により変わることと変わらないこと
"パンフレットを持ってどこに申し込みしにいくか"の話です
変わることと変わらないことを知っておくといいかと思います。
一般的な申し込みチャネル
・公式
・代理店
それぞれ申し込み方法としてネットや電話があると思います。
公式は対面での営業はやっておらず、今まで対面して申し込みをした経験がある方は全て代理店を通しての申し込みになります。家電量販店にいるジャケット着た人も携帯電話のショップにいる人も基本的にぜーんぶ代理店です。
大まかにまとめると
◇申し込むチャネルで変わること
・キャッシュバックの金額
・キャッシュバックの手続き方法
・その他特典
◇申し込むチャネルで変わらないこと
・回線速度
・月額料金
・初期費用
・キャリアキャンペーン
・インターネット回線の工事時期
つまり、どこで申し込みをするかの選定基準はキャッシュバックやその他特典の内容と手続き方法くらいのものです。
回線によって変わりますが特典の強さは
代理店>公式
の場合が多いです。
理由は代理店は公式から出た1契約あたりの手数料の一部を販促として顧客に還元しているため。
※NURO光のような公式つよつよ回線もあります
◇キャンペーン金額表記に関する蛇足
キャッシュバックとキャリアキャンペーン(の最大還元額)を足した金額を〇万円還元!
みたいに表記しているサイトがたくさんあります。
またSoftbank光を例に出します。
Softbank光のキャリアキャンペーンとしてSoftbank光の工事費用還元と現在の回線の違約金を10万円まで還元しますということをよくやっています。
代理店のキャッシュバック1万円、キャリアキャンペーン工事費用最大26,400円還元、違約金最大100,000円還元の合計を足して最大136,400円還元みたいな表記になってます。
このうち126,400円分はどの窓口で申し込みしてもついてくるものなので騙されないようにしてくださいね。
キャンペーンの見極め方として、
「キャリアキャンペーン以外のキャンペーンは何がついていて申請の方法はどのようなものですか」
これが一番よいです。
携帯電話との抱き合わせ
結論からお伝えすると、携帯電話を格安プランに変更してネット回線を安い(速い)ものを利用するが最強の組み合わせです。※個人の感想です
また、Softbank光などの携帯キャリア名を冠したネット回線がありますが、Softbankユーザーしか使えないわけではなく持っている携帯電話は関係なく全ての人が利用できます。
以前は携帯三大キャリアのahamo、LINEMO、povoといった格安プランが存在しなかったのでインターネット回線と携帯キャリアを合わせて携帯電話の料金を安くするというのが主流でしたが、格安プラン・格安SIMの台頭によって選択肢が大幅に広がっています。
家族の携帯キャリアやプランなどご自身がおかれている状況で最善は変わるかと思います
まとめ
考えるべきこと
・自分の家で何を使えるか
・その回線の月額料金はいくらか
・その回線はどの程度速度が出るか
・キャッシュバックの多い申し込み窓口はどこか
・その手続き方法は面倒なものではないか
考えなくてもいいこと
・使える回線は速度を上げることができるのか
・申し込み窓口で回線速度変わるのか
・申し込み窓口で月額料金変わるのか
・申し込み窓口で初期費用変わるのか
・申し込み窓口でキャリアキャンペーン変わるのか
・申し込み窓口で工事時期変わるのか
自分の家で何が使えてどのような速度が出るのかを把握してしまえば進捗80%だと考えていただいていいかと思います!
シンプルに思考していただいて今後のネット回線を選ぶときの参考にしていただければ幸いです。
まとまりのない文章でしたが最後まで読んでいただいてありがとうございます。