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LDAPで快適Linux環境 #4 LDAPアカウントでログイン

Last updated at Posted at 2019-05-02

前回はアカウント情報をLDAPサーバーに登録しました。今回は、クライアントからサーバー上のアカウントにログインしてみます。

ここからはクライアントでの作業です。
まず、必要なパッケージをインストールします。

root@deb:~# apt install libnss-ldap libpam-ldap ldap-utils nscd nslcd

すると、自動設定が走ります。
親切なことに案内が日本語なので、それに従って設定していきます。
再設定したいときは、dpkg-reconfigureを走らせます。

設定ファイルをいじっていきます。

/etc/nsswitch.conf
#追記
passwd:     compat ldap
group:     compat ldap
shadow:     compat ldap
/etc/pam.d/common-password
#26行目"use_authtok"を削除する
password     [success=1 user_unknown=ignore default=die]     pam_ldap.so try_first_pass 

そして運命の再起動。
設定ミスがあるとログインで無限ループします。レスキューモードで頑張りましょう。
うまくいっていると、ログイン画面が出てきます。ここでLDAPアカウントにログインしようとしてできないのは正常です。ホームディレクトリが存在しないからです。
ローカルユーザーでログインして、su -でログインしてみましょう。または、GUIでなくCUIでならいきなりLDAPアカウントにログインできます。
ホームディレクトリが無いので"HOME=/"でログインされますがそれで成功です。

次回は、NFSサーバーの設定をしていきます。

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