OPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクスト
i.open.ad.jpというドメインを使ってIPv6のフレッツ網内での直接通信を行い高速通信を実現できる無償のDDNSサービスがOPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクストだ。本来はIoT機器やVPNでの利用が想定されたサービスである。
MinecraftのプラグインサーバでPl3xMapを用い、ブラウザからマップを見られるようにしている。フレッツ網内での高速通信を行う必要性は特に無いのだが、何となくやってみたかったのでやってみる。
Pl3xMapの設定
Pl3xMapについては別の日に他の方が紹介してくださると思われるので詳細な説明は割愛するが設定の要点だけ明記しておく。
config.yml
settings:
#(略)
# ApacheのProxyPassの設定と揃える
web-address: http//localhost:8123
#(略)
internal-webserver:
enabled: true
# localhostを指定
bind: 127.0.0.1
# ApacheのProxyPassのポートと揃える
port: 8123
#(略)
HTTPS化
まずはi.open.ad.jpのFQDNを取得しアクセスしてみる。するとHTTP通信になってしまい警告が出る。
i.open.ad.jpではなく普段利用しているドメインを用いたアクセスではCertbotを用いてHTTPS化している。手順はこの記事に準拠している。記事ではDynmapを用いているが、リバースプロキシ周りの設定は全く同じである。
先に示した記事の通り実行した後、my-proxy-ssl.conf
にServerAlias
の設定を追記する。
my-proxy-ssl.conf
<VirtualHost *:443>
#(中略)
ServerName hogehoge.example.com
ServerAlias hogehoge.i.open.ad.jp
#(後略)
</VirtualHost>