CloudRun は単体でもカスタムドメインを使うことができますが、Firebase の Hosting rewrite 機能を使うこともできます。この場合は Firebase の CDN が利用できるので Cache-Control でキャッシュさせることができて便利です。使い方も Cloud Functions と同じで簡単です。
firebase.json
{
"hosting": {
"rewrites": [
{
"source": "/example/foo/**",
"run": {
"serviceId": "foo-run",
"region": "us-central1"
}
}
]
}
}
Cloud Run のコンテナ名が foo-run
の場合は、それをそのまま serviceId に指定してあげるだけです。今は beta なので region は us-central1 だけです(ただ Cloud Functions の rewrite は us-central1 限定なので Cloud Run もそうなるかもしれません)。
これだけで CDN を有効にして rewrite できます。
ここが注意
ただし、注意しなくてはならなのはデプロイする環境の firebase-tools
は最新である必要があります。
$ npm install -g firebase-tools@latest
Cloud Run 自体は正常に動いているけれど、 Firebase Hosting 経由だと動かない場合はデプロイした環境の firebase-tools
が最新かどうかを確認してください。