あるデータファイルから別のデータファイルに値を転記したり、
あるデータソースから別のシステムにデータ入力をする際など、
半角全角の違いや、特定の文字列を削除したいなどといったニーズがあると思います。
その時に便利な文字列の置換方法として、今回は変換テーブルを用意して行う方法を紹介したいと思います。
例えば、「ニイタカヤマノボレ」を「ニイタカヤマノボレ」に変換したり、
「カ)エニウェアショウジ」を「エニウェアショウジ」に変換したりなど。
早速やってみよう その1
このような感じで、変換前の文字列と変換後の文字列を記入していきます。
実行してみよう その1
半角の文字列を全角にできましたね! と思いきや。
ボがボ(全角の「ホ」と半角の「゙」の組み合わせ)になってしまいました。
濁点や半濁点が付く文字の存在を忘れていました。
ということでちょっと修正してみます。
早速やってみよう その2
このような感じで、データテーブルの変数を編集します。
濁点のある文字が先に変換されるよう、テーブルの先頭に来るようにします。
このような感じで濁点、半濁点を追加します。それから、促音「ー」や、「ャュョッ」などの拗音も。
濁音だと「ヴ」も忘れやすいです。
実行してみよう その2
オマケ
「カ)エニウェアショウジ」みたいな例の場合で、カ)などの部分を取り除きたい場合、上記の変換テーブルの最初のほうにさらに、
カ) ユ) (カ (ユ (カ) (ユ)などを追加し、変換先の文字列を空欄にしておくと、行いたい処理が可能になります。
出来ました!
最後に
いかがでしたでしょうか。
なかなかの手間になってしまった感が否めないですが、色々と応用が効きますので、一度勉強がてらやってみるのも良いと思います。
そして、決してオチというわけではないのですが、実はBot Storeに上記の処理を一発で行えるものがありますので、
ぜひこちらの利用もご検討ください。