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Community Edition A2019.14 リリースノート和訳

Last updated at Posted at 2020-07-08

気まぐれですが、新バージョンが出たので、気分転換にリリースノートの新機能の部分だけ和訳します。
非公式なノートなので、原文も出来るだけチェックするようにしてください。

新機能

複数のBotの同時編集が可能に

レコーダーパッケージが複数のデスクトップセッションに対応しました。同じControl Room(サーバー)の複数のWebブラウザのタブ、もしくはウィンドウを開いて、複数のBotを同時に編集することが出来ます。

ユニバーサルレコーダーの新機能

ユニバーサルレコーダーがSAP バージョン730,740と760 patch 5に対応し、オブジェクトをキャプチャできるようになりました。
複数の接続(ユーザーアカウント)やセッションを1度の接続で使用するようなSAPアプリケーションにおいても自動化が出来るようになりました。
Google Chromeブラウザにおいて、ズームレベルが100%でなくてもオブジェクトをキャプチャーし記録&実行できるようになりました。

「データベース」パッケージの新機能 (Service Cloud case ID: 00537047)

接続アクションでExcelデータベースに接続できるようになりました。
Export to data tableアクションでデータベースからレコードを取得し、テーブル変数に格納できるようになりました。

Active Directlyパッケージが更新されました

グループや組織をまたいでのユーザ管理が出来ます。
ユーザーやグループ、OU(Organizational Unit)の作成、編集、削除などといった中央管理が可能になります。

Excelセルの表示形式に対応しました。(数値、パーセンテージ、通貨、科学、日付など)

「Excelの基本操作」の「1つのセルを取得」や「複数のセルを取得」アクションと、「Excelの各行に対して」と指定したループを使って、表示形式が設定されたセルから値を取得することが出来るようになりました。
例えば、通貨の表示形式のセルから値を取得する場合、通貨の記号が保持されます。

Excelの指定したレンジに対して自動化タスクを実行する事ができるようになりました。

「セルを設定」「セルに移動」「セルを削除」アクションにおいて、指定したレンジのセル全てに適用することが出来るようになりました。

PDFパッケージアクションの追加

複数のPDFファイルを1つのPDFファイルに統合することが出来ます。

ターミナルエミューレーターパッケージが、チェコと米国2コードページ(文字コード)に対応しました

「接続」アクションで、使用するターミナルタイプやコードページが選択できます。

レコード変数がスキーマに対応しました

新たにレコード変数を作成する際に、スキーマを設定できるようになりました。これにより各フィールドの順番や格納するデータの型を定義することが出来ます。

Bot Agentの自動アップデートが設定できるようになりました

Control Roomのadmin権限を持ったユーザーが、各デバイスのBot Agentを自動的に新しいバージョンにアップデートするかどうか、設定できるようになりました。
旧バージョンでは、各デバイスのBot Agentをアップデートするのに、それぞれのデバイスにログインして作業する必要があり、より長いダウンタイムをもたらしていました。

Enterprise A2019 Cloud版とCommunity Editionでは、Bot Agentの自動アップデートオプションはデフォルト設定でオンになっています。
オンプレミス版ではデフォルト設定ではオフになっています。

Ifとループパッケージに新しい「条件」が追加されました。

辞書>キーを確認 を使用すると、指定したキーが特定の値と比較して、指定した条件に該当する場合のに実行されます。
※ループはLoop TypeがWhileの場合のみ使用可能

CSV/TXTアクションとファイルに記録アクションで、新しいエンコードに対応しました。

UTF-16LE エンコードオプションにより、byte order mark (BOM)付きUnicodeに対応できるようになりあした。
CSV/TEXT > 開く アクションで、このオプションを設定すると、Read(現在"既読"という名前のアクション)やループアクションで読み取る際にBOMを無視してくれるようになります。
また、ファイルに記録アクションでこのオプションを選択すると、ファイルの先頭にBOMを付与してくれます。

Run as user to default device mapping in Workload automation (Service Cloud case ID: 00563115)

Workload automation now allows 1:1 mapping of the Run As user with default devices when these devices are part of a device pool. Therefore, you can select default devices that are mapped to a Bot Runner to avoid auto-login failures in environments where the security policy does not allow for auto-login, or the devices are outside of the domain.
※こちらは手元の環境で試せなかったので、ひとまず保留。

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