1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

AWS認定 データベース - 専門知識 に合格したので

Last updated at Posted at 2024-03-23

はじめに

AWS認定 データベース - 専門知識 (DBS-C01) に合格しました。
本試験は2024年4月29日に廃止が発表されていますが必要に迫られ(後述)、今更ですが再取得しました。
合格までにやったこと、試験に向けてのポイントなどを書いていきます。

2024 Japan AWS All Certifications Engineers のために

AWS認定を全部(現行の12個)取得したAPNパートナー技術者向けに表彰制度があります。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2024-japan-aws-all-certifications-engineers-criteria/
この応募クライテリアに
対象の AWS 認定資格は申し込み時点で有効、且つ審査期間である 2024 年 4 月 30 日まで有効である必要があります。
とあります。
つまり4月29日に廃止される本認定試験ですが、4月30日まで認定が有効である必要がありますから、今更ですが取得しなければならなかったのです。

どんな試験なのか

AWSのデータベースに関連したAWSのサービスとデータベース自体に関する試験です。
AWS上のデータベースに限らず、オンプレミスのデータベースからの移行関連も多く、それ故にデータベースのパラメータや設定等についても問われ、AWSの知識だけでは厳しいです。

受験までにやったこと

巷には試験対策書籍やUdemy等の有料コンテンツが売られていますが使いませんでした。
AWS公式ドキュメントとAWS Skill Builderの無料コンテンツだけで合格できます。

勉強のポイント

  • 何には何のデータベースが適しているのか理解する

    • どのデータベースで何ができるのか理解するのは基本です
  • データベース移行時のツールと方法

    • データベース移行関連はかなり多め
    • DMSやSCTはどういう場合に使うのか。ネイティブツールとの使い分け
    • 何をするとダウンタイムが発生するのか
  • DynamoDBの性能問題とその解決

    • ホットパーティションをどう解消するか
    • シャーディング
    • パーティショニングとデータ分散
  • DynamoDB Streamingの動作

    • DynamoDBに情報更新がされるとその内容をストリーミングでリアルタイム出力するサービス
    • ストリーミングでDynamoDBへデータを書き込めるわけではない
  • Elasticacheの使い分け

    • RedisとMemcachedは何が違うのか。どう使い分けるのか
    • それぞれの可用性やスケーラビリティはについて理解する
  • できることとできないことを覚える(以下は例)

    • RDSやAuroraデータベースのサーバへSSH等でログインすることはできない
      • RDSデータベースサーバの pg_hba.conf ファイルを書き換える等の選択肢は誤り
    • Auroraデータベースはストレージを利用者が変更することはできない
      • 完全マネージドだからストレージタイプや容量を変更する等の選択肢は誤り
    • RDSやAuroraデータベースのデフォルトパラメータグループのパラメータ値は変更できない
      • 変更する場合は独自のパラメータグループを作成し、それを変更します
  • 模擬試験やサンプル問題は参考程度

    • 数が少ないからですが本試験では全然別の問題も出ます
  • APIは名称をざっとでいいから目を通しておく

    • あたかも存在しそうな名前だけど実は存在しないAPI名等を見抜けるように

結果

合格しましたが、以前の試験と異なり試験結果の詳細情報は開示されなくなりました。
以前の%表示で何をどのぐらい得点できたかわかる方が良かった。
1000点満点式の試験は、問題ごとに点数が異なるようです。

今回:合格(830点)
image.png

前回:合格(786点)
image.png

前回の方が点数は低いですが、全てのセクションでコンピテンシーを満たしています。
今回は点数こそ高いものの、1セクションは改善が必要と書かれてしまいました。
全セクションでコンピテンシーを満たさなくても合格できる ことがわかります。
従来通り、苦手な問題は捨てて得点できそうな問題に注力するスタイルで良さそうです。
試験時間は結構ぎりぎりですから、だめだと思った問題は捨てて後回しにしましょう。

まとめ

専門知識シリーズの中では比較的AWSのサービス関連が多く、取りやすい認定だと思いました。
まもなく廃止されるけど今年のAWS All Certifications Engineersには必須の認定です。
申し込み期限が3月末から4月5日に延長されました。
まだ間に合います。みんなで全冠を目指しましょう!

======

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?