1. 趣旨
大学院の友人に「RStudioとGitHub繋げたらすっげー便利になったからYOUもやっちゃいなよ」と言われた翌日、ポチポチPCを弄りながら導入を試みたところ、こんな状態に。
あっれー。
ということで、色々変えること2時間、だいぶ遠いところに原因がありましたとさ。
ところで、「解決方法だけ知りたいんだよ!」というせっかちさん時間を大切に使いたい方は、今すぐ解決策2へGO。
2. 細かいことはさておき。
Gitにも文字コードにも全く明るくないが、これに限った話ではなく、とにかくSHIFT-JISはあちこちでエラーを起こしまくる問題児。
Gitでも、SHIFT-JISを使おうとすると、それなりに手間がかかるようだ。
(参考)Git / SourceTree で、Shift JIS ファイルの差分を文字化けなく表示する- Qiita
この諸悪の根源SHIFT-JISが、GitとRStudioの連携を阻んでいる、かもしれない。
この時点ではまだ推測。
3. WindowsのデフォがSHIFT-JISなので。
~~そろそろSHIFT-JISなんて廃止してほしいと思うのだが、~~RStudioとGit (両方ともUTF-8のほうが相性が良い。らしい。) の架け橋であるWindowsそれ自体がSHIFT-JIS (正確にはCP932) がデフォみたいなので、どうも相性がわるい。
で、色々実験しているうちに分かったのは、フォルダやファイルのパスに日本語が含まれていると、連携ができないということ。やってんなーお前。
実際、パスが英数字のみの場合は、普通に連携できた。
4. 解決策1 (強硬篇) : システム・ロケールをUTF-8にする
というわけで、コントロールパネル > 時計と地域 > 地域 > 管理
と開きーの。
システムロケールの変更
をクリックして、
ベータ: ワールドワイド言語サポートでUTF-8を使用
をチェック。すぐPCの再起動が求めらます。
そして改めてRStudioを起動すると...
\パンパカパーンッ/
めでたしめでたし。
4-1. 副作用(悪い意味で)
ただし、この方法はあんまりオススメできません。
4-1-1. その1
この状態のままプロジェクトを保存しようとすると、RStudioがクラッシュします。ホントです。
なので、プロジェクトは保存しないこと前提に使う分にはまぁ・・・という。本末転倒感、半端ない。
4-1-2. その2
他のプログラムが文字化けすることがあります。
なので、一時的でいいからどうしても連携させたい場合「だけ」ならアリですが...
5. 解決策2 (妥協篇) : ファイル名やフォルダ名に日本語を使わない。
はい、これに尽きます。システムの文字コードが何であろうとエラーにならないです。
そして、ローカル・スケールも変更する必要もないので、他のプログラムへの影響はゼロ!
まあしょうがないよね!僕と一緒に妥協しましょう。
2020/01/22 追記
たまたまかもしれませんが、一応ファイル名に関しては日本語が入っていても動作しました。
とはいえ、念のため避けておくほうが無難です。
6. おわりに
文字コードは大事。
おしまい。
7. 参考
Git自体の導入や、RStudioの連携手順等は、こちらが大変参考になりました。