この記事は[「Hastega @ Lonestar ElixirConf 2019」]
(https://zacky1972.github.io/blog/2019/03/02/Hastega.html) から一部転載しております)
私にとって劇的に効果的だった英語習得方法をご紹介します。
- フォニックス
- 多読
- 海外技術交流のSlack
番号は取り組む順番です。
1,2 については,既存のリソースがいろいろあるので,活用しましょう。この2つを教えてくれるトレーナーが身近にいると,本当に助かります! 私の場合は身近に相談できる人がいたのが幸いでした。
3については,「parcel に Pull Request を送って merge されるまでの顛末記〜生まれてはじめて国際的に OSS への貢献をしてみたら,とても歓待された」に経緯を書いています。(Shawn は元気かな。。。parcel Slack から Shawn が姿を消して以来,parcel からすっかり遠のいてしまいました。。。)
ソフトウェア技術者の皆さんには,お気に入りの OSS について,今時はだいたい Slack があるんじゃないかと思うので,join して commit することを強くオススメします! 英語だけでなく,技術力も高まります!
コツは,英作文するときに,できるだけ時間をかけないで,自分の語彙力の範囲でベストを尽くして平易に説明することです。
書き終わった後で,自分の書いた英文法を見直し,人の書いた文章から文法や語彙を学び,英英辞典やシソーラスを使って単語やフレーズの語彙力を広げるふりかえりをしましょう。さらにフォニックスの要領で,一連のチャットをできれば大きな声で読み上げましょう。そうすると,reading, writing, listening, speaking の4技能が,自然と鍛えられます。
私はこれから Medium (英語版)と arXiv での発信を頑張ります。慣れてきたら英語プレゼンテーションを作って,YouTube 発信もしてみたい。私がこういうときにいつもやっている「素振り」です。
あと,日本語を英語に「逐語訳」しようと思わないほうがいいです。英語話者には英語話者に向けた説明のしかたで,一から説明を考えたほうが伝わります。
けっきょくのところ,外国語でのコミュニケーションで大事なのは,表面的な外国語能力だけでなく,自分や相手の文化や背景をどれだけ理解しているかだと思います。普段から,文化について教養を身につけることが,とても大事です。自分の興味の赴くまま,読書をしましょう。もちろん洋書で読めると良いのですが,和書でも構いません。そして,外国人相手に日本や各国の文化や歴史,哲学といったことを説明するつもりで,英作文して読み上げてみるといいでしょう。たとえば,オタク趣味のある人は,オタク文化について英語で語ってみると良いのです。技術文書だけでなく,趣味の話も Medium が良いですね。