これはなに
PhpStormからLaradock上でPHPUnitを実行する方法を書いてます。
スクリーンショットたくさん撮りました。
こんな感じでテストを実行できます
メリット
- ショートカットキーですぐテストを実行できる
- メソッド単位、ファイル単位ですぐテストを実行できる
- CLIより結果が見やすい
- エラーがあったテストコードやエラー個所にすぐジャンプできる
前提
Laradock上でLaravelが動き、ブラウザで閲覧できる状況。
設定手順
CLI Interpreter に Laradockを追加
CLI Interpreterとは、 PHPの実行環境設定のこと。
Macに入ってるPHPを動かすのか、Laradockなのか、別のサーバなのかを設定します。
Preferences > Language & Frameworks > PHP
を開く
[From Docker, Vagrant, VM, Remote...]をクリック
- Docker Compose : チェックする
- Server : Docker
- Configration file(s) : Laradockのフォルダのdocker-compose.ymlを選択する
- Service : workspace
- Enviroment variables : なし (何に使うか不明)
- PHP interpreter path : php
次の画面が表示されるので、以下のように設定し、OKをクリックする
- Name : laradock-workspace (お好みで設定する)
- Service : workspace
- (PhpStormのバグなのか、この画面を表示するたびに別な項目に変えられてしまうので、忘れずworkspaceを設定する)
- Lifecycle : Connect to existing container
- (Always start...にすると毎度Dockerが再起動して遅かった記憶がある)
Path Mapping
Laravelのプロジェクトフォルダと、Docker内のフォルダを関連付けします。
LocalPathにはLaravelのプロジェクトフォルダ、RemotePathに/var/www
を入れて OK
あともう少しです。
Test Frameworks の追加
PHPUnitを実行するための環境を設定する。
Preferences > Language & Frameworks > PHP > Test Frameworks
最初からLocalという設定が入っていたが、今回は関係ない。
[+]ボタンで[PHPUnit by Remote Interpreter]をクリック
以下のように設定されていることを確認し、OKをクリックする。
ここまでの設定がうまくいっている方は、
PHPUnitがロードされ、PHPUnit versionが無事表示されるでしょう。
もしそうでなかったら、何かがおかしいです!
これで完了です。
テストを実行する
お好みのテストファイルを開き、
テストを実行します。
^ + R
または コード脇の[▶︎] ボタンをクリックとかで実行できます。
PhpStorm上でテストが実行できました!
トラブルシュート
何度かうまくいかなかった記憶があるので、
読者のみなさま、つまづいたところがあったら教えてください。
参考
-
PhpStormからLaradockのテストを実行する
- PhpStormのバージョンが違うせいかテストが実行できなかった。(操作ミスの可能性もある)
バージョン情報
- PhpStorm 2019.2.1
- Laradock v8.0