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AWS利用メモ 2018年4月

Last updated at Posted at 2018-05-10

Amazon Linux(RedHat6ベース)上に(自分が)必要な環境を構築するメモ。

現状RHL7ベースのAmazon Linux2もあります。逆に他の記事を参照するときは差を意識。

やりたいこと

  • いわゆるLAMP環境を作ってLaravelが動くようにすること(PHP7.x以上が必要など)
  • node.jsを利用したいので環境をつくる

前提

  • 無料枠のインスタンスを利用している
  • ログイン用の認証鍵は予め登録している

EC2でVMを立てた際の初期状態

話はVMが起動してログインできる状態から始めます。
だいたいのお膳立てができており、yumのレポジトリも拡張されており便利。

  • 初期ユーザーはec2-user
  • 鍵認証のみ(rootは禁止)
  • SSH用に22番ポートが開いている
  • getenforceはDisabled

ログイン

ログインします。今回は手元の鍵を利用しているので、その鍵の位置を-iで指定。

手持ちじゃなくても、新規につくった鍵の位置を指定すればいいだけです。

ssh -i .ssh/id_rsa ec2-user@ec2-xxx-xxx-xxx.compute.amazonaws.com

初期作業

何はなくてもyum update。

yum update

sudo yum update -y

ec2-userのパスワード設定

標準ユーザーであるec2-userにパスワードを設定します。

sudo passswd ec2-user

rootのパスワード設定

rootにもパスワードを設定します。

sudo passwd root

ユーザの追加

作業用のユーザーを追加します。またsudoできるようwheelグループに追加しておきます。

ec2-userで作業してもいいとは思います。

sudo useradd hoge
sudo passwd hoge
sudo gpasswd -a hoge wheel

visudo

wheelグループがsudoできるように、visudoで以下をコメントイン。

%wheel  ALL=(ALL)       ALL

既に作業ユーザーでログインしている場合は一度ログインしないとsudoできません。

hogeのSSH鍵を設定

新規に追加したユーザーが証明書でログインできるようにします。
以下では、ec2-userと同じ鍵を利用することを前提としているため、コピーして利用しています。

su hoge
cd
mkdir .ssh
chmod 700 .ssh
sudo cp /home/ec2-user/.ssh/authorized_keys /home/hoge/.ssh/authorized_keys
sudo chown -R hoge:hoge .ssh
cd .ssh
chmod 600 authorized_keys

ローカル(Mac)上ほ鍵を移動する

ローカルのMacとかで使っている鍵を利用する場合はscpとかでコピーしてやります。

#@mac
cd
scp -i .ssh/id_rsa ~/.ssh/id_rsa.pub ec2-user@ec2-xxx-xxx-xxx.compute.amazonaws.com:~/authorized_keys
cp /home/ec2-user/autorized_keys /home/hoge/.ssh/authorized_keys

ログイン確認とsudoできるかの確認

ec2-userとかを削除する前にかならず新規ユーザーでログインを試します。
sudoできるかもためしておきます。

ssh hoge@ec2-xxx-xxx-xxx.compute.amazonaws.com
sudo ls

ec2-userの削除

必要に応じてec2-userを削除します。

sudo userdel ec2-user

日本(語)環境対応

必要に応じてローカル環境に適合させます。

locale

sudo vi  /etc/sysconfig/i18n
LANG="ja_JP.utf8"

date

dateとすると、AWSではUTCとなっている。

sudo cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

作業後、再びdateコマンドを実行してJSTになっていることを確認します。

システムクロック/Timezone

sudo vi /etc/sysconfig/clock
Zone=”Asia/Tokyo”

UTF=trueはとりあえずそのまま。

ここでreboot。

 とりあえずインストールしていたほうがいいツール

npm install時に無いと文句言われる。

git

sudo yum install git

development tools

sudo yum groupinstall "development tools"

LAMPの設定

LANPのセットアップはAWSオフィシャルにも掲載されています。

インストール

必要なものをとりあえず一気に入れておきます。AWSのチュートリアルにないものも入れています(主にLaravel用)。

sudo yum install -y httpd24 php71 mysql56-server php71-mysqlnd php71-mbstring php71-pdo php71-gd

その他、必要なものがあれば随時追加。

Apacheの設定

Indexの削除と.htaccessの許可

いろいろ書かれていますが、コメントを除けば以下の3行。Indexsを削除。AllowOverrideをAllに。

<Directory "/var/www/html">
    Options FollowSymLinks

    AllowOverride All

    Require all granted
</Directory>

Firewall(セキュリティーグループ)の開放

セキュリティーグループでインバウンドの80番を許可します。

起動と永続化

設定が終わればサービスを起動。問題なければ永続化を行います。

sudo service httpd configtest
sudo service httpd start
sudo chkconfig httpd on

MySQLの設定

mysql_secure_installationを実行するためにとりあえず起動します。
で、mysql_secure_installationを事項します。とりあえずは全部Yes。

sudo service mysqld start
sudo mysql_secure_installation

キャラクタとかがLiten1になっているので、/etc/my.cnfをに下記を追加。

character_set_server=utf8
innodb_file_per_table
skip-character-set-client-handshake

innodb_buffer_pool_size = 128M
innodb_log_buffer_size = 64M

innodb_buffer_pool_sizeは必要に応じて(搭載メモリの8割程度と言われています)。

設定が追われれば再起動と永続化。

sudo service mysqld restart
sudo chkconfig mysqld on

Composer

Laravelに必要なcomposerをインストール。

cd
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
sudo mv composer.phar /usr/local/bin/composer
composer -V

Laravel

composerを利用してLaravelをインストール。

composer create-project laravel/laravel laravel

メモリ不足でこける(環境依存)

普通は問題なくLaravelのインストールが完了するはずですが、エラーでストップしました。
どうやら無料枠で利用できるmicroインスタンスのメモリ、swap不足によるもののようです。

[ErrorException]
  proc_open(): fork failed - Cannot allocate memory

取り敢えず、下記のようにしてSwap領域を追加します。

sudo /bin/dd if=/dev/zero of=/var/swap.1 bs=1M count=1024
sudo /sbin/mkswap /var/swap.1
sudo /sbin/swapon /var/swap.1
chmod -R 777 storage
chmod -R 775 /bootstrap/cache

Sawp領域が定義されたか確認。

free -m

まあ、本番環境では起こらないエラーではありますが。。。

node.js

最後に簡単にnode関係。
意外と「これ!」というインストール方法が無いですね。
私は複数バージョン管理を必要としないので(少なくとも本番サーバでは)、以下の方法でインストールします。

cd
curl --silent --location https://rpm.nodesource.com/setup_8.x | sudo bash -
sudo yum -y install nodejs
node -v

expressとApacheの連携

expressでAPIを公開したりするユースケースなので、expressとApacheを連携させる方法をメモしておきます。
以下、Apache2.4での設定。httpd.confに以下のようにProxyPass /node http://localhost:3000を追加します。

もちろんexpressを3000番portで動作させる想定です。

ServerRoot "/etc/httpd" 
ProxyPass /node http://localhost:3000 //適当な位置に追加

http://localhost:3000/ とお尻にスラッシュを付けないこと。つけると、/はOKでも/api/hogeとかのアクセスでコケる。

必要なモジュールは標準で読み込まれているようです。
以下、/etc/httpd/conf.modules.d/00-proxy.confの設定。

LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
LoadModule proxy_http_module modules/mod_proxy_http.so

nodeプログラムの永続化

nodeプログラムは原則、コンソールを閉じてしまうと終了してしまいますので、永続化します。
いろいろツールがありますが、pm2を利用したいと思います。以下の記事を参考にさせていただきました。

その他

そん他のメモ。

SSL(LetsEncrypt)

テスト環境等でとりあえずSSLを実装したい場合は、Let'sEncryptが便利です。
但し期限が90日なので実運用に際してはcronで更新を走らせる必要があります。

準備

mod_sslが入ってないとconf.d/ssl.confファイルがありません。インストールしておきます。

sudo yum install mod24_ssl

設定

以下の記事通りにやれば動きます。バージョン依存などがあるようなので、まめに記事をチェックしたほうがいい感じです。

期限が迫ると、

sudo /usr/bin/certbot-auto --debug renew --post-hook "sudo service httpd restart"

を実行して更新する。

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