概要
VSCodeにはデフォルトで.html
に対してemmet
がついています。
これをVue.js
の.vue
拡張子のコンポーネントファイルなどでも使いたいなと思って調べたときの備忘録です。
- Emmetとは?
- HTMLやCSSを省略記法で完結に記述するためのツールのことです。
- VSCodeでは
.html
のファイルに対してデフォルトで有効になっています。
こういった記述で...
<!-- (1) -->
div#Header.header
<!-- (2) -->
ul>li*2
<!-- (3) -->
dl>dt+dd
こういった形に自動的に変換されます
<!-- (1) -->
<div id="Header" class="header"></div>
<!-- (2) -->
<ul>
<li></li>
<li></li>
</ul>
<!-- (3) -->
<dl>
<dt></dt>
<dd></dd>
</dl>
VSCodeの設定
普段、VSCodeの補完機能などの設定をワークスペース毎の設定にしているのでその前提で記述します。
.vscode
ディレクトリ
- プロジェクト内に
.vscode
ディレクトリを作成します -
.vscode
ディレクトリ内にsetting.json
ファイルを作成します
setting.json
emmetの設定を記述
setting.json
の中に以下の記述を追加します。
setting.json
{
"emmet.includeLanguages": {
"vue": "html"
}
}
他の拡張子でも...
拡張子 | emmetの補完 |
---|---|
"vue" | "html" |
"erb" | "html" |
"php" | "html" |