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バージョン管理、ライブラリインストール、仮想環境に関するツールの整理【Python】

Last updated at Posted at 2022-03-06

やりたいこと

Pythonで仮想環境を構築する方法、およびそれに付随する機能がいろいろあるので、それらを整理する。

ライブラリ名 役割 補足
pip Pythonライブラリをインストールするコマンド
pyenv Python自体のバージョン管理 パッケージ管理もできるようだが、専らPythonバージョン管理のために使われているようだ。
venv 仮想環境作成 旧称は「pyvenv」。サードパーティ製のvirtualenvが、Python3.3より標準機能として実装されたもの。両者の使い方はほぼ一緒。(ただしvirtualenvは、仮想環境作成機能に加え、Pythonバージョン切替の機能も備わっている)
conda (Anaconda環境下での)パッケージ管理、仮想環境作成、Pythonバージョン管理
pipenv pip + venv 「Pipfile」を使用する
poetry pip + venv 「pyproject.toml」を使用する
  • まず、Anaconda環境を使うか使わないかを決める。
    • Anaconda環境ではpipを使用することができない。Anaconda環境にてpipを使用してライブラリをインストールすると、運が悪いと(?)Anaconda環境がぶっこわれる。
    • 非Anaconda環境における「pip」≒ Anaconda環境における「conda」
    • pipではインストールできるが、condaではインストールできないライブラリもあったりする。そういう時筆者は、Anaconda環境が壊れる可能性を承知でpipでぶちこんでいた。。
    • Anacondaを使用するなら、今後Anacondaにすべてを委ねると腹をくくらなければならない。

  • (以下、Anaconda環境を使わないと決めた場合)
  • Pythonのバージョンの切り替えを行いたい
    • → pyenvを使う。Windowsだと「pyenv-win」が使える(昔はWindowsでpyenvを使うことができなかったらしい)
  • 仮想環境を作りたい
    • Python3.3以降 
      • → venvを使う。virtualenvも使えるが、公式でvenvが出ているのでvenvを使うのが無難らしい。あとvirtualenvは使いにくいらしい。
    • Python3.3以前(3.3を含まない) 
      • → virtualenvを使う。

参考

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