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【備忘録】NeologdをGCP経由でWindowsにインストールしてみた。

Last updated at Posted at 2022-06-26

目的

Neologdを自身のPC環境を汚さずに欲しい。

概要

Google Compute Engine で辞書をインストールして、
Google cloud storage に zip で保存。
ブラウザからダウンロード。

背景

NeologdのダウンロードにはUbuntuが必要であるが、自身のPCの容量がない。
GoogleでUbuntuマシン作成できたな?
と、いうわけです。

触ってみる良い機会でした。
備忘録もかねて試行錯誤と手順を紹介します。

前提

  • Google Compute Engine(GCE)でインスタンスを作成している。
  • Google cloud storage(GCS)でバケットを作成している。

手順

  1. GCEにGCSをマウントする。
  2. GCE上で辞書を取得
  3. 辞書をzipファイルにしてGCSに保存。

1.GCEにGCSをマウントする。

こちらを参考にしてGCEからGCSにデータを保存できるようにします。

ハマりポイント

//ホームディレクトリ
$ touch mount/text.txt

エラー!!

touch: cannot touch 'mount/text.txt': Permission denied

なぜだと20分くらい悩み色々検索しました。
なんならcd mountもできない。

sudo touch mount/text.txt

そういえば、前に起動しなくなったUbuntuでも全部sudoを付けてたわと思い出す。
GCSに無事、text.txtが作成されていることを確認。
マウント成功。

2.GCE上で辞書を取得

NeologdをGCE上にダウンロードします。
今回は、参考記事にあるように、Clund Functions にアプリをデプロイしたかったので、サイズの小さい辞書を取得しました。

$ git clone --depth 1 https://github.com/neologd/mecab-ipadic-neologd.git
$ cd mecab-ipadic-neologd/
$ sudo ./bin/install-mecab-ipadic-neologd -y -p $HOME/neologd-light -n --eliminate-redundant-entry

通常の辞書をインストールする場合は、--eliminate-redundant-entryが不要です。

$ sudo ls
mount  neologd-light

こんな感じになるはずです。

こちらの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

3.辞書をzipファイルにしてGCSに保存。

$ sudo apt-get install zip
$ zip -r neologd-light neologd-light
$ sudo cp -r neologd-light.zip mount

2行目でzipファイルにして、
3行目で、GCSに保存。

完了。
VMインスタンスは停止。
あとは、ブラウザでGCSのバケットを開いて、ダウンロードボタンでPCにダウンロードできます。

参考

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