家計簿を取りたいと考えたきっかけ
こんにちは、@yyyimai です。今回は Google の無料サービスを駆使して家計簿を作成したいと思います。
最近の支払い事情を鑑みたときに大きく 3 つの支払い方があり、それぞれの支払い方法もブランドが異なっていることがあると思います。
私の現状を以下に示してみます。
- クレジットカード
- R 社カード (Rカードマンで有名です)
- B 社カード (大手電機量販店が発行してます)
- S 社カード (券面に騎士の絵が描かれています)
- 電子マネー
- Suica
- QUICPay
- QR コード決済
- R 社 Pay
- P 社 Pay
数えると 3 つの支払い方を利用していて、計 8 通りの支払い方法がありました。
これらのサービスはそれぞれのサービス用に家計簿を作成する機能がありますが、すべてを統一する家計簿を作成するには第三者サービスを利用する必要があると思います。(私が知らないだけで存在しているかもしれないですが。。。)
そこで Google の無料サービスである Google Form と DataPortal を利用して簡単に家計簿を作成しようと思います。
Google Form と DataPortal を使う理由
今回私が家計簿を作成するときに重要視したことを以下にまとめます。
- スマホとパソコンの両方からアクセスできて統一したプラットフォームであること
- 家計簿然とした画面が作れること
- 月ごとの推移、 1 年分の合計も算出できること
- すべてを無料で作成できること
- プログラミングなしで作成できること
最後のプログラミングなしで作成できることはいろいろなハードルを下げるためにも重要かなと思います。
5 つの条件を達成しうるサービスとして今回は Google Form と DataPortal を選択しました。
Google Form
Google Form は Google の提供するアンケートを無料で作成できるサービスです。
日々の利用金額やその目的を記入するアンケートを作成するために利用します。
スマホとパソコンの両方に対応しています。
今回は Google Form の集計先として Spreadsheet を利用します。
DataPortal
DataPortal は Google が提供するダッシュボードを無料で作成できるサービスです。
色々なデータに接続して、そのデータからグラフや表を可視化できるサービスになります。
スマホとパソコンの両方に対応しています。
今回は集計先の Spreadsheet に蓄積されたデータを読み込んで家計簿を作成します。
ため込むデータとアンケートの作成
ため込むデータは以下の 5 つとします。
- 購入日
- 金額
- 名称 (購入店やブランド名などを記入)
- 分類 (消費、浪費、投資)
- 種類 (食料品、日用品、交際費、固定費、特別費)
これらを記入できるアンケートを Google Form で作成しました。
このアンケートの結果を Spreadsheet に転記するように設定します。
アンケートを作成した画面の回答タブにある Spreadsheet のアイコンを選択し、回答を集計する新しい Spreadsheet を作成します。
Spreadsheet には以下の画像のように A 列から F 列に回答が集計されるようになります。
ため込んだデータを DataPortal に連携する
DataPortal のサイトで新しいレポートを作成した後に連携するデータを選択する必要があります。
この時に Spreadsheet を選択し、今回作成したファイルを選択します。
そして、 Spreadsheet のファイルの中のどの列にデータが入っているかを選択しないといけません。
今回の場合は A 列から F 列に入っており今後もデータが追加されていくためA:Fと記入してから追加を押します。
ちゃんとデータが追加された場合は使用可能な項目の中の一覧に A 列の項目が表示されているはずです。
表示されていない場合は列の選択を間違えている可能性があります。
家計簿を DataPortal で作ってみよう
どんな家計簿を作りたいかは皆さんの自由となりますが、私が今回作成したい家計簿は以下のようなイメージとしました。
スマホで表示することも考えて縦長の画面で一つずつのグラフを大きく配置するようにイメージしました。
グラフを配置する
イメージにあうグラフを DataPortal の「グラフを追加」を選択して作成していくことで以下のような家計簿を作成しました。
上記の家計簿はすべてプログラミングなしのデフォルトのグラフを利用することで作成しています。
意外とグラフの種類は多いので人によってはおもしろい家計簿を作成することができるので、いろいろ試してみることをおすすめします。
家計簿の作成を終えて
今回利用している DataPortal は毎月の頻度で Google が更新しているため、 1 か月後には新しい機能が増えている可能性もあるサービスです。(最近 CASE 文を使える機能追加がありました)
直感的にも使えますし今回のような家計簿をサクッと作成することもできます。
今回の家計簿作成で私自身もいろいろ勉強になることがあり楽しかったです。
ありがとうございました。