初めに
作成中のポートフォリオでPHPのバージョンを確認したいと思い、php -v
をターミナルで叩いたところ、-bash: php: command not found
と表示されてバージョン確認できなかったので、その解決方法についてご紹介していきます。
エラー原因
アプリディレクトリ $ php -v
-bash: php: command not found
-bash: php: command not found
で「そんなコマンド無いよ!」と指摘された時は、パスが通ってないことが原因です。
なので、.bash_profile
ファイルにパスを通す設定をしてあげることで解決できます!
1.パスを通す
.bash_profile
の確認
先ずそもそも自身のホームディレクトリに.bash_profile
が存在しているのか確認してみます。
アプリディレクトリ $ cd #ホームディレクトリに戻る
ホームディレクトリ $ ls #ホームディレクトリ下に配置されているファイルを確認
Applications OneDrive getting-started
Creative Cloud Files Pictures index.html
Desktop Public mysite
上記コマンドで確認してみると、Applications
等はありますが、.bash_profile
は存在していないことがわかります。
.bash_profile
作成
.bash_profile
がないので新規で作成します。
ついでに、~/.bashrc
も作成しておきす。
$ touch ~/.bash_profile
$ touch ~/.bashrc
編集
.bash_profileにパスを通す設定を書き込みます。
$ vi ~/.bash_profile
# User specific environment and startup programs
PATH=$PATH:$HOME/bin:/usr/local/php5/bin
export PATH
反映
sourceコマンドで変更を即時反映させます。
$ source ~/.bash_profile
確認
では、もう一度phpのバージョン確認をしてみます。
アプリディレクトリ $ php -v
-bash: php: command not found
??? 何故かまだパスが通ってないようです。
2.Homebrewをアップデート
いくつか参考記事を見て、HomebrewでPHPをインストールしてみることに。
その前に一様Homebrewをアップデートしておきます。
ホームディレクトリ $ brew upgrade
これで再度バージョン確認をしてみます。
おっと、アップデートのみでバージョン確認できるようになりました!
$ php -v
PHP 8.1.2 (cli) (built: Jan 21 2022 04:47:46) (NTS)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.1.2, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v8.1.2, Copyright (c), by Zend Technologies
他の参考記事ではアップデートのみで解決した事象はなかったので、今回の記事が少しでも参考になればと思います!
参考記事