0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

暗号化と認証の仕組み ( 公開鍵 / 共通鍵 / 秘密鍵)

Posted at

情報の機密性、完全性を保つ上で暗号化認証の技術は欠かせないものです。
機密性限られた人だけが情報に接触できるように制限をかけているか。
完全性不正な改ざんなどから保護できているか。
可用性利用者が必要なときに安全にアクセスできる環境であるか。

暗号化とは、データを規則に従って変換し、第三者が解読できないようにすることで、情報漏えい対策として、通信の暗号化ハードディスクの暗号化ファイルの暗号化などで利用されている。
暗号化前のデータを平文、暗号化されたデータを元に戻すことを復号という。

共通鍵暗号方式

暗号化と復号で同じ鍵(共通鍵)を使用する。
共通鍵は第三者に知られないように秘密にする為、秘密鍵暗号方式とも呼ばれる。
暗号化と復号の処理が高速だが、第三者に鍵が渡ってしまうと、暗号が解読されてしまうリスクがある。

公開鍵暗号方式

暗号化と復号で異なる鍵を使用し、暗号化する鍵(公開鍵)を公開し、復号する鍵(秘密鍵)を秘密にする。
暗号化と復号の処理が複雑なため、処理に時間がかかるが、鍵の入手や管理がしやすい。

ハイブリット暗号方式

共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式をメリットを組み合わせた方式。
平文はサイズが大きいため高速な共通鍵で暗号化します。
しかし、共通鍵をそのまま渡すと、情報漏えいすることで解読されるリスクがある為、
送信者→受信者の公開鍵で共通鍵を暗号化してから受信者へ渡す。
受信者→自分の秘密鍵で共通鍵を復号できるので、その共通鍵を使って暗号文を平文に復号できる。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?