#RHEL8にCUDAを入れる
RHEL8をインストールしたがCUDAが上手くインストールできなかったので、メモ的に残しておく。
#下準備
下記により必要な物をインストールする。
sudo dnf install kernel-devel
sudo dnf install make pciutils acpid libglvnd-devel
その後めんどうを防ぐため、下記を行う。
mkdir nv-driver
cd nv-driver
こちらの公式HPより最新のCUDAツールキットを確認し、wgetする。
rpm(local)を選択する。
#NVIDIA公式HPの記載
NVIDIA公式HPにはwgetの後、下記の様に記載されている。
sudo rpm -i cuda-repo-rhel8-11-2-local-11.2.0_460.27.04-1.x86_64.rpm
sudo dnf clean all
sudo dnf -y module install nvidia-driver:latest-dkms
sudo dnf -y install cuda
しかし、このまま行うと、sudo dnf -y module install nvidia-driver:latest-dkmsの時点でエラーが出る。
dkmsがRHELのデフォルトのリストにないからだと思われる。
#dkmsのインストール準備
dkmsをインストールするためには、epelを有効にしなければならない。
epelを有効にするには、まず下記のとおりインストールする。
sudo yum install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm -y
その後、下記のとおり有効にする。
sudo yum config-manager --enable epel*
sudo yum repolist all | grep -i epel
で有効になっていればOK。
その後、下記を行う。
sudo yum install epel-release
これで準備は整った。
#CUI環境にする
nouveauをブラックリストにし、再起動してCUI環境からログインする。
方法はネットにいくらでも転がっているので、それを参考にする。
#CUDAのインストール
sudo rpm -i cuda-repo-rhel8-11-2-local-11.2.0_460.27.04-1.x86_64.rpm
sudo dnf clean all
sudo dnf -y module install nvidia-driver:latest-dkms
sudo dnf -y install cuda
をCUI環境でうちこみインストールする。
エラーがでなければOK。
#GUIへ戻る
sudo systemctl set-default graphical.target
reboot
でGUIに戻れば無事CUDAが使用できる。