6
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

ACMで「保留中の検証」から変わらない、からのACMの理解

Posted at

はじめに 

Amazon Certificate Manager(ACM)でSSL証明書を発行しようとしたところ、ステータスが「保留中の検証」からずっと変化がなく困りました。  
調べたところ、CNAMEレコードの登録が必要であることが判明し、実施したところ無事に解決しました。  
その期にACMが証明書を発行するまでの流れについて調べてみましたので、そこで理解したことについても書きたいと思います。

前提:証明書を発行するドメインはAWSで取得しました。DNSサーバーはRoute53を使用します。

「保留中の検証」の解決  

まず調べたところDNSによる検証の場合、証明書IDをクリックした先の画面で表示されるCNAME名とCNAME値を、Route53に登録する必要があることがわかりました。Route53で手動で値を入力し登録したところ、無事にステータスが「発行済み」に変わりました。  
その後に気づいたのですが、ACMのコンソールにある「Route53でレコードを作成」をクリックすれば、CNAME名とCNAME値を自動で入力してくれます。気付きませんでした…。  
image.png

CNAMEレコードを作成した意味  

AWSのドキュメントに次のような記載があります。1

DNS プロバイダーは、ドメインを定義するレコードを含むデータベースを維持します。DNS 検証を選択すると、このデータベースに追加する必要がある 1 つ以上の CNAME レコードが ACM から提供されます。これらのレコードには、ドメインを制御する証拠となる一意のキーと値のペアが含まれています。

各レコードは、ユーザーのドメインおよびアカウントに固有のものとして作成され、名前と値が含まれます。この値は、証明書を自動更新するために ACM が使用する AWS ドメインを指すエイリアスです。

その他に調べたことも含め、次のように理解しました。  

ACMは証明書を発行する際に、ドメインの定義状況をDNSプロバイダーに確認しにいきます。もしACMから提供されたCNAMEレコードが登録されていた場合、証明書の申請者がレコードを登録したのだと判断できます。申請者のドメインに対する権限が証明されましたので、ACMは証明書を発行します。

もっと厳密な理解ができるように学んでいきたいと思います…!!

  1. https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/acm/latest/userguide/dns-validation.html

6
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?