この記事はオイシックス・ラ・大地株式会社(以下オイラ大地) アドベントカレンダーの16日目の記事です。
15日目は川上さんのSpring BootによるマイクロサービスのJUnitテスト手法を考えるでした。
#自己紹介
はじめましてyo.heyといいます。
2018年10月にオイラ大地に入社し、2か月半が過ぎました。
世に言う一人情シスからフルスタックECマネージャを経て、現在はPMをやっています。
これまではエンジニアが少ない会社に長くいたので、高い技術を持ったエンジニア達が周りにたくさんいるだけで、毎日楽しいです。
#「キーボードつくる会」を企画した経緯
オイラ大地では、入社すると全社共有ドキュメントに自己紹介を書くのですが、
多くのエンジニアがいるここでならいけると思い、書いたのがこの一行。
「最近はキーボードを作っています。」
とりあえず書いてみるもんですね。
飲みの席で「僕、mint60買おうと思ってるんですよ」、さらにもう一人「買ったけど作ってないのがあって」と声をかけてもらえました。これはもう、やるしかない。
すると、参加者が6人に!
それぞれ、以下のキーボードを作ることになりました。
- mint60
- Helix(ただし片方)
- fortitude60
- 未定(これから買う)
- FK138579(わたしはコレ)
##「キーボードをつくる会」が出来なかった
さてここからはその模様を、と思っていましたが、師走は忙しいですね。
みなさまにおせちをお届けするほうが大切なので、ひとまず延期に。
年始にリスケになった「キーボードをつくる会をやりましたの話」は、改めて会社のブログにまとめたいと思います。
#FK138579
書くことがなくなってしまったので、ここからは、そのわたしが作ろうと思っていたキーボードの話を。
FK138579はFKB8579-USB[*1]の代わりを探しているうちに、作ればいいじゃないかと思い作ったクローンです。
##FKB8579-USB の話
FKB8579-USBは、まだ秋葉原の店舗があったころの「ぷらっとホーム[*2]」で販売されていました。
発売当時はHHKBキラーと呼ばれていましたが[*3]、HHKBとキータッチは全然異なり、またカーソルキーがあるのが特徴です。
[*1]:https://online.plathome.co.jp/item/detail/11650157/PLAT'HOME/FKB8579-USB/N860-8579-T501-S1
[*2]:https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20051112/etc_plathome.html
[*3]:https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/991225/etc_fkb8579.html
このカーソルキーの有無が個人的にはポイントで、「小指の付け根で→キーを押す」、「Fnキーも同時に押してEnd」、「さらにCtrlキーも同時に押してCtrl+End」という動きに慣れきってしまいました。
この動きができるキーボードになかなか出会えず、キーキャップが外れたりするようになっても、別のキーボードもなかなか見つけられず。
だましだまし使い続けていたところ、どうもがんばれば作れそうな(時代になった)ことに気づきました。
試作機を作った
ひとまずProMicroと空中配線で試作機を作り、仕事に使おうにもケース作るのが面倒で家に眠ってたのですが、この職場なら許されると思い、先日から業務で使うことにしました。
使う前からわかってましたが、さすがに耐久性に欠けるので、年明けのキーボードを作る会を目指して、PCBとケースを作成中です。その辺の話は、また別の機会に。
まじめな技術的な話はもちろん、エンジニア以外のメンバーも参加しているのが弊社のいいところだと思いますので、Oisix ra daichi Inc. Advent Calendar 2018もぜひご覧ください。