第2章.如何にしてエンジニア職に転職したのか。
第一章で私がなぜエンジニアに転職したのかお分かり頂けただろうか?もちろん建前はきちんと別に用意してあるが本音はこれである。
実際、私と同じようなアホな理由で転職を考えている人間はたくさんいるだろう。むしろここまで読み進めているんだから
読んでいる人の8割くらいはこんな舐めた考えを持っており、読み進めているんではないか?
個人的にはそれで全然いいと思っている。
仕事にかけるモチベーションなんて人それぞれなんだから・・・。
話はそれたが、どうやってITエンジニアに転職したのか書いていこうと思う。
ざっくり書くと以下の2点だ。
Step1.求職者訓練校のJavaプログラミングスクールに半年通う。
Step2.中小のSES企業に転職。
それでは、上記2点に関して詳しく書いていこうと思う。
Step1.求職者訓練校に関して。
世の中には、プログラミングスクールというものがある。以前調べた時には某〇〇〇〇キャンプが受講料70万!
とかあったはずだ。(現在はどうなっているか不明なので各自調べてほしい。)
個人的には、アホかと。なんやねん70万って。
いくら何でも高すぎでしょ・・・。これに仕事辞めてまでつぎ込んで集中して学習してましたって人がいるけどマジ?って感じですね。
まぁ、そういう人は本当に人生かけているんだからそれくらいつぎ込んでやるって感じだから大真面目なんでしょうが・・・
プログラミングスクールを利用するのはアリかな?というのは仕事を続けながら合間に受講する形だ。これなら最悪失敗しても職を
失わずにやっていけるので問題はないと思う。
ここで筆者がお金をかけたくないという人にオススメするのが、求職者訓練校だ。
詳しくは別途調べて欲しいのだが、ざっくり言うと、無料で(最長半年間)プログラミングを勉強できる神システムである。
お国が企業に委託して実施しているので、ハローワークに行けば応募もできるし、その地域でなんの訓練校があるのかも調べる事もできる。
いきなりプログラミングを独学でやろうとしてもかなりハードルが高いと思うので、基本的な事を勉強するなら個人的には求職者訓練校が
ベストだと思っている。
筆者が実際に半年間通って感じたメリットをざっと上げていく。
・受講料が無料
無料である。普通に働いてきた人は何にも考えずとも受講の権利があるので安心してほしい。
途中でやめるにしても受講者側には、解約金といったデメリットは一切ないからね。
ただ、途中で抜けられると、訓練校を実施している企業側に迷惑が掛かるのだけは
覚えていてほしい。
・給付金がもらえる。
受給条件もあるのだが、最大月10万円もらえる。ただし、失業保険とは併用ができない。
実際に筆者は失業保険給付区期間だったので貰えなかったが、他の方は通いながら月10万円をゲットしていた。
ただし、出席率等の給付条件が厳しいので要注意だ。場合によっては交通費も支給されるぞ。
・一つのクラスで勉強するので環境が整っており、モチベーションの維持がしやすい。
やっぱりプログラミングの独学でつまずくのって環境構築だと思う。現場に入ると環境構築って基本的に手順書があるから
それに沿って行けば問題ないし、有識者に相談すれば何とかなるからね。
訓練校なら、カリキュラムに沿っていくから環境構築なんて、先生に聞きながらすれば終わるだろうし。
勉強するのに何に手を付ければいいかわからんなんてこともまず起きないだろうし。
あと、クラス毎なんで友達もできます。やっぱりワイワイしながら勉強するのは楽しいよ。
逆にこの訓練校で友人も作れずにいるとエンジニアとしてやっていくのは難しいとおもう。
みんな言って言っているけど、エンジニアってコミュ力が結構必要とされるからね。
逆にデメリットを上げていく。
・入校時期と無職になること。
なかなかリスキーなのが、働いていると、求職者訓練校には通えないのである。
また、訓練校は入校時期決まっているので、それに合わせて退職→応募といった形で受講できるように
しないといけない。もう仕事を辞めている人だと、最悪無職期間を延ばさないよいけなくなったり、通いたい
人はそれに合わせて退職したり・・・この辺のハードルは非常に高い。
(それを考えると、プログラミングスクールの利用が一概に悪いとは言えなくなってきたな・・・)
・受講者の枠に限りがある。
いわゆる定員でる。筆者の時は受講者数が多く、企業面接のような形で面接→合格→訓練校に入校といった形だった。
金を積めば誰でも通えるプログラミングスクールとは違いここが大きなデメリットだと思っている。
面接に落ちるとじゃあどうするの・・・となってしまうので、ここは怖いところだ。
※口が悪くなるが、基本的に面接で落ちるのはよっぽど変な人間ではなければ落ちる事はない。
まともな受け答えができていればOKだと思っている。
最近はプログラミング系の訓練校の希望者数も減少気味のこともあって定員割れしているパターンも多くなっているそうだ。
訓練校に関してはざっとこんな感じである。
そのほかにも、就職先の企業説明会が開かれたり、就職活動のサポートも行われており、年齢も30を超えていなければ
就職に困る事はそうそうないだろう(就職先がSES企業の場合に限る。)
・んでプログラミングの求職物訓練校ではどんな事をしていたの・・・?
筆者の通っていた訓練校では以下の事を勉強していた。(Javaを使用したWEBシステム開発メインの訓練校である事を留意されたし)
プログラミングをやった事ない人は何かているかわからんと思うがそこは読み呼ばすなり、調べてくれ。
あくまで、エンジニアに転職するまでの記事なので技術記事ではない。とりあえず訓練校の学習内容に
ついて行って、就職するまでがゴールだ。
1.PCの操作方法や、プログラミングに関する概要。
この辺は普通に社会人していれば困る事はないだろう。PCの操作方法なんて特にだ。
2.Javaプログラミングにつて
ソースコードを実際に記述しながらJavaプログラミングについて学習していく。
クラスやオブジェクト指向に関しても学習していく。ぶっちゃけこの時点では
これが実務におていてどう使われるのかはさっぱりだ。
3.データベースやSQLについて。
データベースや、データベースを操作するための言語(SQL)について学習していくぞ。
正味ここもやっている間はふーんってかんじだと思うぞ。
4.フロントエンド側の学習(JavaScript/HTML/CSS)
皆さんが普段見ているWEBページの画面側の学習を行っていくぞ。
この辺は視覚的にもわかりやすいから一番楽しいかも。
5.2~4を用いて、WEBアプリの開発をチームで行う。
この辺で、逆に2、3で勉強していた事が身になったりするかも?
ここでオリジナルアプリの作成をおこなっていると技術力も高められるし、
就職活動のポートフォリオにもなるので非常にいいぞ!!
筆者?やってるわけないじゃん。
大体4~5の期間の間に就職活動を行うイメージだ。
私?ええ。クラス一番で内定を取得いたしましたよ。優秀なので(ボーダーフリーのクソザコSES)
そんで、卒業時期が来た時にIT企業系の内定を持って入社できれば君もめでたくITエンジニアだ!
おめでとう!!
んで、現実の話。
おそらくなのだが、よっぽど優秀できちんとしたポートフォリオを作った人以外、要するに求職者訓練校で一通りカリキュラムを
こなして、一般的な受け答えができる人間(要するに筆者)程度だと、基本的に入社できるのはSESだけだと思った方がいい。(年齢にもよるけど29歳とか30歳オーバーなら特にね。)
中には訓練校同期の人で受託開発に入っている人もいたけど、その人旧帝大卒+優秀だったからなぁ・・・
まぁ、その辺に関してはStep2にて詳しく書いていくね。
Step2.中小のSES企業に就職。
それでは、ここからはStep1の最後に書いた筆者の体験談に関して書いていこうと思う。
給与面について。
みんな気になるよね。ITエンジニア!半年間勉強したぞ!でも未経験!
そう、半年間の勉強を頑張ったあなた。未経験エンジニアの初月の給料を書いていくぞ!!
月給:21万(家賃補助含+20時間のみなし残業代含む)
年収:292万(年2回のボーナス含む)
年収300万いかないでやんの。
これが高いか低いかの判断はお任せします。
ただ、自分としては妥当かな。と思います。未経験だし。客先の単価だって低いだろうからこんなもんでしょ。
(何なら僕のこの給料より低い会社に行っていた人もいましたし・・・)
ほならどんな会社だったのかと入社後の流れについて書いていきましょうか。
1.会社規模
全社員20人くらいかな?SES営業はおらず、社長が営業も行っている企業でした。
社長「ウチは未経験にも20万給料をだすからね(ドヤァ)」
小規模ですが、受託開発も行っておりました。まぁ、自社なんて3,4回くらいしか行った
ことがないんで誰が誰なんだか知りません。
2.現場配属まで。
内定自体は、入社2ヵ月前に決まっていましたので現場探しです。
社長が持ってきた先輩社員が常駐している企業への面談を受けました。
一発で無事合格です。
筆者は優秀(笑)ですから。(後々この現場に苦しめられます。)
3.入社後、現場配属。
既に配属現場が決まっていたので入社と同時に現場配属です。
先輩に案内してもらい、現場へ降り立つ!!
俺のITエンジニアライフはここからだぁ!
まぁ、入社1年半で辞めたんですけど・・・
ここまでが真面目系クズの僕がITエンジニアとしての一歩を踏み出すまでの流れになります。
これからは、SES企業で働いてからの流れと、転職した理由・どういった立ち回りをすればよかった
のか、反省点等を書いていきたいと思います。