はじめに
4月から株式会社HRBrainの新卒エンジニアとして入社しました!
インターンとしてほんの少し開発に携わっていましたが、本格的に開発するのは初めてです👶🏻
そんな私が、入社2ヶ月でコードリーディングの大切さに気づいた話について記事にしてみました。
4月
4月中旬から開発に携わり始め、いくつかタスクをもらいました。
その時の心境は「早く成果を出さないと」という焦りの気持ちでした。
「早く」 という気持ちからコードリーディングを「何となくこのあたり変更すればいけそう」という状態で終え、実装に移っていました。
コードが理解できていないので以下のような状態でした。
- どこに影響があるのか不明確
- 具体的な実装案が思い描けない
- 曖昧な質問になり、仕様・実装方法が定まらない
そのため、考慮漏れで手戻りが多くなり、その日の作業の半分以上が無駄になるということもありました。
この時は、技術や知識不足で開発に時間かかるなあと感じていました。(もちろんそれも原因の1つです😖)
しかし、改めて自分のタスクの進め方を振り返ると、技術や知識以外にも問題があると感じました。
それが 「コードリーディングが甘すぎる」 でした。早さを求めて実装した結果、非効率的な進め方をしていたことに気が付きました。
5月
効率的に開発できていないため、改善策として、実装前にコードリーディングに時間をかけてみるのが良いのではないかと考え始めました。しかし、ふわっとそうしたら良いのかなくらいの温度感で、時間をかけることで効率が上がるのか不安でした。
そこで、色々な方々と1on1をする機会を活用して相談することにしました。
相談した結果、「コードリーディングが開発スピードを上げるきっかけになりそう」と複数の方からアドバイスいただき、自分も自信を持ってトライしようと思えました。
そこからコードリーディングに時間をかけ、できるだけ手戻りが少なくなるように意識して取り組むようになりました。
1ヶ月間実践した結果
「このあたりを変更すればいけそう」から 「変更箇所+方針・実装方法+影響範囲を明確」 にして実装を始めるようにした結果
- 実装の時点では手を動かすだけ、さくさく進む
- 手戻りがほとんどない。気になることは実装時点では解決済み
- 質問が具体的になる
- 気づいたら今回対象じゃないところにも影響が...ということが減った
これまでの開発では、なんとなくで進めていたので実装期間が見えなかったですが、工数を見積もれるようになりました。(実装がサクサク進むので気持ちとしても楽でした)
さいごに
早めにコードリーディングの大切さに気づけてよかったと思っています。はじめはコードを追うことにたくさん時間がかかっていましたが、だんだんコードへの理解や追い方がわかってきてスピードが上がってきました。
コードリーディングのスピードが上がると開発工数全体で見てもとても効率的になってきたと感じます。
おまけ
今回、定期的に振り返りを行っていたため、問題にも気づき早めに対処することができました!
このことからも振り返る機会というのがとても大切だと感じています。
私は2週間の目標を決めて振り返りから次の目標を決めるというサイクルを引き続き続けていたいと思います。
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