2024年10月実施の応用情報技術者試験に無事合格したので、やったことを記録しておきます。
筆者の経歴
24卒未経験エンジニア。大学は非情報系(Pythonをちょっと書いたことがあるくらい)。就職にあたり基本情報技術者試験は合格済。
応用情報受験履歴
2024年04月 午前70点、午後56点で不合格
2024年10月 午前80点、午後72点で合格
受験理由
1年目で応用情報を取るといい感じと先輩社員から聞いたり𝕏で見たりしたため。
午前
『応用情報技術者 合格教本』を購入し、一通り読む。その後は、過去問道場を周回。
過去出題されたものからの流用も多いため、ここで7割を安定させられれば問題ないと思われる。ただし、午前で6割未満だと午後は採点すらされないので、なめすぎもダメ。
午後
どれを解くか
まず選択問題を選ぶ必要がある。
あまり業界経験がないと、いわゆる「文系ハッピーセット」(2(経営戦略)・9(プロジェクトマネジメント)・10(サービスマネジメント)・11(システム監査))にしたくなる。が、これらの問題は回ごとの難易度の差が激しく、運要素が強まってしまう。とはいえ、技術ゴリゴリの問題のために勉強するのもつらい。という悩みを抱えがち。
そこで折衷案として、上記4つをメインにしつつ、他の数題を足を引っ張らない程度に勉強することを提案したい。特にこれといった経験がないのであれば、3(プログラミング)・4(システムアーキテクチャ)・7(組込みシステム開発)あたりが視野に入ると思う。
何を選べばいいのか系の記事で7(組込みシステム開発)を推す人は多いが、自分はさっぱりダメだった。実際に解いてみてどれができそうか、確認するとよい。
ピッタリ4題だけ対策すると難しかった問題が来たときに爆死してしまうので、5~6題は準備するべき。まあ実際に本番で解いたのは全部文系ハッピーセットなのだが。。
対策
午前同様、過去問を周回するほかない。
応用情報技術者試験は平成21年春から令和6年秋まで、過去31回実施されている。平成27年秋から現行と同じ形式になった。ここまではすべて解いておくくらいのノリでいいと考える。
というのも、過去の得点分布を見ると合格ラインの60点付近に集中していて、少しの差で合否が変わってしまうからだ。
この試験は半年に1回しか開催されない。しかも、合否がわかるのは受験から2ヶ月以上経過した後。そこからモチベーションを保って勉強するのは大変。十分な準備をして、ぜひ一発合格を目指してほしい。
個人的にはITECの緑の表紙の午後対策の本は買う必要がないと思う。過去問道場だけで十分(過去のログで問題別の正答率が見られるので非常に便利)。
おわりに
高度情報の午前Iが2年間免除になるので、何か取りたいなぁと思い、唯一年2回実施の情報処理安全確保支援士に向けて勉強中です。なかなか難しく、苦労しています。
これから受験する人の参考になれば幸いです。