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アジャイル・スクラムを開発に導入するとき

Last updated at Posted at 2016-11-04

前置き

私が経験したことをベースに記載いたします。
こういう観点も加えてほしいなどのお言葉を頂戴できると幸いです。

導入の最初が一番肝心

目的背景(課題)導入ロードマップをとことん考え抜いてください。
導入するモチベーションの源泉として、チームを良くしたい、製品を良くしたい、楽しく開発したい、など、背景は様々です。
新しく導入するために様々な失敗をすると思います。
その失敗をどう活かして、上記で記載した3つの要素は、どのように改善していくかの軸になります。

導入する目的

私が考えた事例を記載いたします。

①自己組織化の推進
②最強のチーム作り
③プロダクトのビジネス価値向上

今後は、目的をベースにどのような行動や要素、数値があるかをブレイクダウンしていきます。

背景/課題

こちらは、各々のチームや企業様で異なると思います。
背景や課題を考えることで、アジャイルを導入する前の状態と導入後の状態を見出しやすくなります。

・エンジニアのスキルにブレがある
・チームによって開発プロセスが異なる
・属人化を脱却できない
・トップダウンの要望になってしまっている
・エンジニアが採用できず、リソースが確保できないが開発したいプロジェクトがたくさんある

などなど、考えうる課題を列挙したり、課題をヒアリングして、どの課題から解決したいのかチームの方々と話あってみてください。

導入ロードマップ

自分たち目指す理想像・To Be像を描いてください。

1年後 1チームでアジャイル・スクラムの導入し、開発を成功させる(成功事例を作る)
2年後 複数チームでアジャイル・スクラムの導入し、開発を成功させる(成功事例を再現させる)
3年後 1チームで型を破った開発プロセスを導入し、開発を成功させる(自己組織化)
4年後 to be continued...

といった具合に決めていくと方向性があっているかどうかの指針になります。

3つが完成したら

開発を進めながらもう一度、二度、三度と見直してブラッシュアップすることをオススメします。
導入ロードマップがマクロだとすると、目的からブレイクダウンしたアクションがミクロになります。
マクロとミクロ、両側面から観測をすることで、方向性をブレさせずに導入を進められます。

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