はじめに
メッセージボックスで表示されるボタンには「OkCancel」と「YesNo」がありますが、なんとなくで使い分けていませんか?
これらはユーザーインターフェース設計において意図が異なるので、適切に使い分ける必要があります。
OkCancel: システムの動作に対する確認
OkCancelは、主体がシステムであり、システムが特定の動作を実行していいかどうかをユーザーに 確認 するときに使われます。許可・拒否を示したり、単純な動作確認に使用します。
例:「このファイルを削除してもよいですか?」
(システムがファイルを削除する動作を行ってもよいかを確認。)
YesNo: ユーザーの意思決定を問う
YesNoは、ユーザー自身が行動を実行するかどうか、 選択 や意思決定が必要な場合に使用します。
例:「この変更を保存しますか?」
(システムが「保存するかどうか」をユーザーに決めさせている)
間違った使い方をすると
もしOkCancelとYesNoを間違って使ってしまうと、ユーザーは聞かれた内容を拒否したい場合、「聞かれた操作のみの中止」か「操作全体中止」か曖昧で迷うことになります。
終わりに
誤った使い方をすると、ユーザーが混乱して誤操作を招く可能性が高まります。適切な使い分けを意識し、UI/UXを改善しましょう!