はじめに
「やる気が出ない……」
このフレーズを心の中でつぶやいた経験が少なくないはず。
でも、それってエンジニアとして働いていれば避けられないことなのかもしれません。
この記事では、エンジニア特有のやる気低下の理由を挙げて、エンジニアが「まあ仕方ないよね」と開き直れる手助けになったり、非エンジニアがエンジニアの理解を増進できるきっかけになればいいなと思って書きます。
エンジニア特有のやる気が出ない理由
勉強し続けるプレッシャー
「新しいフレームワーク?また出たの?昨日覚えた技術が古くなるの、速すぎじゃないですか?」
エンジニアは常に新しい手法や技術を学び続けなければならない職業。これは楽しい反面、いつまでも勉強をし続けなくては行けないプレッシャーがあったり、周囲のエンジニアと自分のスキル差を感じて、自己評価が下がることも。また、業務と学習の両立が難しく、キャリアへの不安がやる気を削ぐこともあります。
分かりやすい結果が出るまで時間がかかる
「頑張ってバグを直したけど、ユーザーには何も見えないし、チームにもあまり評価されない。達成感ってどこ?」
エンジニアは「目に見えない成功」を地道に積み重ねることも多い職業。だからこそ、気づかれない努力も多く、やる気が薄れがちです。
細かすぎる問題ばかりで気力を失う
「0.1秒の改善に3時間かける...この繊細さ、芸術家の域では?」
細かい修正が続くと、大きな目標や仕事の意義を忘れてしまうこともあります。また同じバグが何度も再発し、イライラしてやる気が削がれるときも。
コードレビューでダメ出しを受ける
「コードレビュー、もはや心のライフ値がゼロです...」
レビューは成長のチャンス。でも、批判的なコメントばかりだと、自分自身を否定された言葉ではないとは分かっていてもモチベーションが下がってしまうのも事実。
技術以外のタスクが多すぎる
「なぜドキュメントの整備がこんなに面倒くさいんだろう?」
エンジニアリングそのものよりも、会議や資料作成に追われると、やる気が低下します。また、要件や仕様が曖昧なまま進める必要があるプロジェクトは、迷いや無駄な作業が増えてストレスになります。
おわりに
「あるある!」と感じる部分があれば、それはエンジニアとして働く上での“職業病”みたいなものなのかもしれません。
大切なのは、やる気が出ない原因を理解して、「まあこんなもんか」と軽く流すこと。そうすれば、次のやる気が出るタイミングを迎える準備ができるはずです。
やる気がないときは無理せず休むのもスキルのひとつ。焦らず、自分のペースでいきましょう!
他にもエンジニア特有のやる気低下の原因がありましたら、コメントください!