あけましておめでとう
Auto Scalingのヘルスチェック
ヘルスチェックとは、システム内のリソースが正常に稼働しているかを確認するためのプロセス
Auto Scalingのヘルスチェックは、対象リソースがEC2インスタンスの場合、「EC2」と「ELB」のオプションがある
・EC2:インスタンスのステータスチェックの結果を確認する デフォルトでは有効
・ELB:指定した接続先への応答を確認する デフォルトでは無効
ELBのヘルスチェックで以上と判断された場合は、そのターゲットへのルーティングが止まる
スケーリングポリシー
スケーリングの発生条件とスケールアウト/インのアクションを設定するもの
動的スケーリング
リアルタイムのパフォーマンスに基づいて、自動的にスケーリングする
動的スケーリングは3種類ある
①ターゲット追跡スケーリング
指定した目標値になるように、インスタンスを増減する
②ステップスケーリング
複数のしきい値に基づいて、インスタンスを段階的に増減する
③シンプルスケーリング
1つのしきい値に基づいて、インスタンスを増減する
手動スケーリング
ユーザーが主導でスケーリングする
予測スケーリング
過去のパフォーマンスデータから、だいたいこれくらいのリソース数があればいいんじゃねーの?っていうのを予測してスケーリングする
スケジュールに基づくスケーリング
スケーリングの実施タイミングをスケジュールして実施する
ALBのURLリダイレクト機能
ALBには、送られてきたリクエストを別のURLにリダイレクトする機能がある
たとえば、ユーザーからHTTPへのリクエストをHTTPSに変換することなどができる
これを行うには、ALBでHTTPリスナーを作成し、HTTPSへリダイレクトするルールを設定する
ライフサイクルフック
スケーリング発生(スケールイン/アウト)によるEC2インスタンスの起動または終了時に、任意の処理を実行する機能
たとえば、スケールアウトで新たに追加されたインスタンスの初期スクリプトを実行したり、スケールインで終了するインスタンスのログを収集、退避させる などができる
終了ポリシー
スケールイン発生時に、どの優先順位でリソースを削除するのかを「終了ポリシー」で設定できる
終了ポリシーの設定がデフォルトの場合は、もっとも作成時刻が古い起動テンプレートを利用して起動されたリソースが削除される
SNI(Simple Name Indication)
暗号化通信で使用するサーバー証明書を、パブリックIPアドレスではなくドメイン名によって判断する技術
ELBのアクセスログ
ELBに送信されるリクエストを記録し、S3に保存される
アクセスログには、クライアントのアクセス日時や接続元IPアドレスなどが記録される