はじめに
Global Mobility Service Advent Calendar 2020の14日目です。
今年からGlobal Mobility Serviceというグローバルベンチャーでエンジニアとして働いています。
少し前からBitcoinなどと関連してBlockchainに興味があって調べていましたが、最初の概要理解するための情報が少ないと感じたので、これから調べる方にとって理解の助けになると幸いです。
Blockchainで調べてもよくわからない問題
まず、この記事を書こうと思った理由は、blockchainをキーワードにググってもよく分からなかったからです。
よくある説明はこういうもの。
ブロックチェーンとは、分散型ネットワークを構成する複数のコンピューターに、暗号技術を組み合わせ、取引情報などのデータを同期して記録する手法。一定期間の取引データをブロック単位にまとめ、コンピューター同士で検証し合いながら正しい記録をチェーン(鎖)のようにつないで蓄積する仕組みであることから、ブロックチェーンと呼ばれる。別名「分散型台帳」。ビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)に用いられる基盤技術である。
また、Blockchainを理解するために「実装してみた」という記事は見かけるのですが、
そもそもどういう活用ができるかをイメージできてないと、それを習得してどう活用するかが最初は分かり辛い印象でした。
キーワード1. Web3.0
まずWeb1.0からWeb2.0、そしてWeb3.0という大きな流れの中でのBlockchainの位置付けです。
Web1.0 ソフトウェア
- 環境 : ローカル
- データ : クライアント
- 構造 : 単方向 (事業者 → ユーザ)
Web2.0 アプリケーション
- 環境 : オンライン
- データ : サーバー
- 構造 : 双方向 (事業者 ⇄ ユーザ)
Web3.0 DApps
- 環境 : オンライン&オンチューン
- データ : クライアント&ネットワーク ←Blockchainの位置付け
- 構造 : 双方向 (ユーザ ⇄ ユーザ)
つまり
注目するのは「データ」です。
現在のWeb2.0のように、データは各サービス事業者によって、サーバーで管理されるのが一般的です。
しかし今後のWeb3.0の時代では、クライアント全員が持つということが一番の特徴となります。
ここにBlockchainという技術が活用されているということになります。
キーワード2. DApps
「Decentralized application」の略で、分散型アプリケーションと呼ばれています。
例えば、SNSでは今までは投稿された記事は中央のサーバーに保存されます。
しかし、DAppsでは分散ストレージに書き込まれます。
まとめ
今回ご紹介したDAppsはまだ日本ではpopularではないですが、今回紹介したSNSだけでなく、他の様々なサービスでも大きな変革をもたらす可能性があると感じました。
Blockchainとも合わせて引き続き注目していきたいと思います。