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Blockchainを初めに理解するためのキーワードをまとめてみた

Last updated at Posted at 2020-12-14

はじめに

Global Mobility Service Advent Calendar 2020の14日目です。

今年からGlobal Mobility Serviceというグローバルベンチャーでエンジニアとして働いています。

少し前からBitcoinなどと関連してBlockchainに興味があって調べていましたが、最初の概要理解するための情報が少ないと感じたので、これから調べる方にとって理解の助けになると幸いです。

Blockchainで調べてもよくわからない問題

まず、この記事を書こうと思った理由は、blockchainをキーワードにググってもよく分からなかったからです。
よくある説明はこういうもの。

ブロックチェーンとは、分散型ネットワークを構成する複数のコンピューターに、暗号技術を組み合わせ、取引情報などのデータを同期して記録する手法。一定期間の取引データをブロック単位にまとめ、コンピューター同士で検証し合いながら正しい記録をチェーン(鎖)のようにつないで蓄積する仕組みであることから、ブロックチェーンと呼ばれる。別名「分散型台帳」。ビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)に用いられる基盤技術である。

また、Blockchainを理解するために「実装してみた」という記事は見かけるのですが、
そもそもどういう活用ができるかをイメージできてないと、それを習得してどう活用するかが最初は分かり辛い印象でした。

キーワード1. Web3.0

まずWeb1.0からWeb2.0、そしてWeb3.0という大きな流れの中でのBlockchainの位置付けです。

Web1.0 ソフトウェア

スクリーンショット 2020-12-12 0.06.10.png
- 環境 : ローカル
- データ : クライアント
- 構造 : 単方向 (事業者 → ユーザ)

Web2.0 アプリケーション

スクリーンショット 2020-12-12 0.08.47.png
- 環境 : オンライン
- データ : サーバー
- 構造 : 双方向 (事業者 ⇄ ユーザ)

Web3.0 DApps

スクリーンショット 2020-12-12 0.11.39.png
- 環境 : オンライン&オンチューン
- データ : クライアント&ネットワーク    ←Blockchainの位置付け
- 構造 : 双方向 (ユーザ ⇄ ユーザ)

つまり

注目するのは「データ」です。
現在のWeb2.0のように、データは各サービス事業者によって、サーバーで管理されるのが一般的です。
しかし今後のWeb3.0の時代では、クライアント全員が持つということが一番の特徴となります。
ここにBlockchainという技術が活用されているということになります。

キーワード2. DApps

「Decentralized application」の略で、分散型アプリケーションと呼ばれています。

スクリーンショット 2020-12-12 0.35.58.png
例えば、SNSでは今までは投稿された記事は中央のサーバーに保存されます。
しかし、DAppsでは分散ストレージに書き込まれます。

まとめ

今回ご紹介したDAppsはまだ日本ではpopularではないですが、今回紹介したSNSだけでなく、他の様々なサービスでも大きな変革をもたらす可能性があると感じました。
Blockchainとも合わせて引き続き注目していきたいと思います。

参考文献

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