はじめに
AVDにてWebページを配信します。
デスクトップを提供するものだと思われがちですが、特定のアプリのみを配信することが可能です。
その機能を検証してみたのでブログにしておきます。
Learnはこのあたりです↓
Azure Virtual Desktop で RemoteApp を使用してアプリケーションを発行する
以下が完了していることが前提になります
・AVDの構築
・マルチセッション(シングルセッションではできない)
ゴール
本来のAVD
今回のAVD
このように特定アプリだけを配信します。
例はペイントですが、今回はWebページ配信を行っていきます。
手順
1.アプリケーショングループの作成
アプリケーショングループを作成します。
「アプリケーショングループの種類」ではRemoteAppを選択します。
2.アプリケーションの追加
3.配信アプリ選択
アプリケーション欄にて任意のアプリを選択します。
今回はEdgeを選択。
4.割り当て
アプリケーショングループ>概要より
以下の画像の割り当てが「0」になっているはずですので、
(管理)ボタンから配信したいユーザグループ/ユーザを割り当てます。
5.ワークスペースへ登録
予め作成しているワークスペースからアプリケーショングループを追加します。
ワークスペース1つに複数のアプリケーショングループを登録することが可能です。
6.配信されているか確認
接続すると通常のAVD同様ID/PASSで認証後以下のように接続を開始します。
無事Edgeが開くはずです。
任意のページを表示するには?
アプリケーショングループ設定時に
以下のようにコマンドラインへLearnのページを指定してあげると・・・
Learnが表示されます。
LearnのURLを別のものにすれば任意のページになります。
接続時に好きなページを開かせることが可能ですが、
タブから、別のページにアクセス可能です。
あくまで最初に表示するページの指定といった感じになります。