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初学者向け!ネットワーク構築での経路集約について

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#前提

インフラエンジニアとして勉強を進めているかたや、ネットワーク構築に関して調べているかたで、
おそらく初学者向けです。(私がそうなので。。)

勉強するにあたりアウトプットとして書きますので、
参考になれば幸いです。

前提知識として、ネットワークの基礎(OSI参照モデルなど)や、
ルーティングの触りの知識(スタティックルーティングなど)がわかっているとします。

参考サイト http://net-juku.org/tcpip2/tcpip266.html

##経路集約とは

まずは簡単な図で説明します。
スクリーンショット 2021-02-09 21.37.48.png
※IPアドレスは設定してないので通信不可のマークがでていますがここでは省略します。。

RTAからみた時、RTAのルーティングテーブルに登録される経路は、
ルートB,C,D,Eとなります。(ネクストホップは全部RTB)

しかし、実用にあたり全てのルート(ネットワーク)を登録していたら、
膨大の数になってしまうのです。。
これを解決するため、ルーティングテーブルへの登録を簡潔にしよう(ルートをまとめてしまおう)というのが経路集約ということなのです。

それではどうルートをまとめていくのか。(もちろん好き勝手まとめられません)

###それはネットワークのIPアドレスで分けていきます。

具体的に、

仮にRTAのルーティングテーブルに下記アドレスが登録されているとします。
192.168.0.0/24
192.168.1.0/24
192.168.2.0/24
192.168.3.0/24

結論からいうとこれを経路集約を用いると、
192.168.0.0/22となります。

求め方ですが、全て2進数に変換した時に、
共通しているビットを割り出し、それ移行はゼロでまとめてしまうと行った感じです。

それぞれ第3セクターから違いがあるので、そこだけで変換してみると、
0(10進数) =  00000000 (2進数)
1(10進数) =  00000001 (2進数)
2(10進数) =  00000010 (2進数)
3(10進数) =  00000011 (2進数)

となり前半6ビット分だけ共通しているのがわかります。

全体でみると頭から22ビット分は共通してまとめることできる。
ということになります。
よって192.168.0.0/22と求めることができます。

簡単にですが経路集約についてでした!!

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