背景

standard-library等のLambdaに標準で同梱されているモジュール以外を使用する場合には、import対象のモジュールを含めたデプロイパッケージを作成しなければならない。

解決方法

pipでカレントディレクトリにライブラリをインストールし、まとめてzip化してアップロードすることでライブラリが使えるようになる。

# 対象ライブラリのカレントディレクトリへのダウンロード
$ pip install requests -t ./
 
# ダウンロードしたファイルの確認
$ ls
bin                          chardet-3.0.4.dist-info  requests
certifi                      get_xbrl.py              requests-2.22.0.dist-info
certifi-2019.6.16.dist-info  idna                     urllib3
chardet                      idna-2.8.dist-info       urllib3-1.25.3.dist-info
 
# 不要なファイルの削除
$ rm -rf *.dist-info
$ rm -rf bin
 
# デプロイパッケージの作成
zip -r lambda_function.zip ./*

Lambdaからzipでのアップロードを選択すると以下のようにコードが階層構造で作成され、対象のライブラリが含まれていることが確認できる