職場でRedmineを導入し、脱Excel管理をしようとしています。
Redmineを導入している以上、徐々にPJの情報をRedmineに集約し、Excelによる管理を廃止にもっていくべきだと考えています。
が、いろいろあって上手く言っておらず、RedemineとExcelガントチャートの2重管理になってます。
自分が取り組んでいることをココにメモを残しておくので、よい解決方法があれば教えてください
1. 進捗・残工数が分かりにくい
問題点
職場のRdemineの設定の問題で、進捗の選べる項目が少ない(未着手:0%、作業中:50%、完了:100%)。
ちょっとでも作業すればいきなり50%になるし、終わりかけでも50%しか選べない。どんなけ進んでいるか管理できないし、後どれだけの時間で終わるのか管理できない。
また、ガントチャートにコメントを表示する機能がないので、何か問題があってとまっているとき、何があったのか状況が分からない。
なんでこんな設定になっているのかRedmine設定チームに聞いたところ、運用をシンプルにしてチケットをメンテしなくてもいいように、選べる進捗を少なくしたということらしい。
取り組んでいること
チケットをCSVでダウンロードしてExcelで作ったPJ管理の台帳に貼りつけ、進捗はExcelのPJ管理の台帳で管理している(ExcelのPJ管理の台帳は進捗は細かく入力できるし、残工数もExcelの計算式で計算している、各チケットに進捗についてコメントを記載する欄を設けている)。
チケットをダウンロードする際、フィルタでリーフチケット(子チケットを持たないチケット)だけを対象にすることをお勧めします。
一括インポートするとき、親チケットと子チケットの内容(開始日、期日、工数)と整合性が取れなくなるとエラーになります。
子チケットのみ編集すると、親チケットは自動編集されます(開始日、期日、工数)。
Redmine管理チームに「10%刻みで進捗を選べるようにしてもらう」「バーンダウンチャートなど残工数を可視化するプラグインをインストールしてもらう」のリクエストを出してみた。
残工数がわかりにくいのは、粒度の大きなチケットがつくられるためという部分もある。
まずはチケットの粒度を8h以下にしてもらう。
■バーンダウンチャートのプラグイン
・redmine_version_burndown
※よくよく考えるとロードマップはバーンダウンチャートみたいなものだった。
・バーンダウン関係ないけど、CCPMやりたいのでこいつも使ってみたい。X-Projects
10%刻みで進捗を選べるようにとのリクエストには、他プロジェクトと共用でつかっているし影響が大きいため変えられないとのこと。残工数を可視化するプラグインについては、回答がない。
2.WebUIなので、編集が遅い
問題点
(A)日程変更に伴う大量のチケット編集
短納期の複数のPJが並行して走る職場で、どこかでこけると他のPJに影響がでて、日程変更が発生する。
大量のチケットの開始日、期日を編集する必要があるが、WebUIで大量のチケットを編集するのはレスポンスが遅くて使いずらい。
(B)担当者が更新を面倒くさがり、リアルタイムに更新してくれない。
また、編集が遅い、チケットを探しにくいというのがネックで担当者がチケットをリアルタイムで更新してくれない。
取り組んでいること
(A)日程変更に伴う大量のチケット編集
ExcelのPJ管理の台帳で開始日、期日などをまとめて編集し、それをRedmineにインポートするようにしている。
Rest APIを使ってチケット情報を取得し、Excel上で編集したあと、RestAPIでまとめてRedmineに反映するようにしたい。
参考ツール:Redmineチケット★一括★
色々Redmineの運用調べているうちに下記のようなことをおっしゃってる方を発見。
WBSではなく、チケットで作業管理をしていると個別のチケットの状況ははっきりしますが、全体としての前後関係を視覚化することが難しくなります。たとえば1つのチケットの進捗がずれると、どこに影響が出るのかとかが把握しにくくなります。
RedmineはWBS風に表示できるよ!と思われるかもしれませんが「ココの日付を2日ずらしたから後も全部ずれる」みたいなことはできないですよね(する必要も無いです)。
短納期の複数のPJが並行して走る(よく「ココの日付を2日ずらしたから後も全部ずれる」が発生する)職場ではRedmineで管理しないほうがよいのだろうか。あるいはバーンダウンチャートで残工数、残リソースを管理し、開始日、期日を厳密に管理しないという方がよいのだろうか。
(B)担当者が更新を面倒くさがり、リアルタイムに更新してくれない。
”マイページ”の”担当しているチケット”、”報告したチケット”を活用すると比較的楽に自分の変更したいチケットが見つかることを展開。
チケットがリアルタイムに更新されないとプロジェクトの状況が見えなくてリスクになることを
繰り返し、繰り返しメンバにお話しして、メンバの意識を変えていこうと考えてます。
このサイトみてもらうと良いかもしれない。
Redmineの運用パターン集~私に聞くな、チケットシステムに聞け
(この「メンバの意識を変える」って、上から目線の精神論的で嫌なので、何とかツールによる仕組化で解決したいと考えています。いいアイデアがありましたら、教えてください。)
その他 参考になりそうなサイトなど
楽天の事例
Redmineを大規模に活用している組織としては楽天が有名。
・詳説!Redmineを使ったスマートな開発プロセス改善(画面キャプチャ付き)
・3年使ったRedmineの使い方について共有したい10のこと
・Redmineが1000人のエンジニアに使われるまでのこと
・数千人が利用する楽天redmineの過去と未来
プログラマの思索
個人のブログ。Redmineを含むプロジェクト管理、ソフトウェアの開発界隈の話題が記載されています。
・RedmineがExcelよりも素晴らしい点
・Redmineがいくら良くても会社の上司や経営者が見なければExcelがはびこってしまう事例