概要
調子に乗ってYamahaのL2スイッチであるSWX2110-5Gを購入しました。
ヤマハ独自の機能であるL2MS機能を使用して管理をされる前提のスイッチで、RTX1220をL2MSのマネージャー(親機?)として動作させ、RTXからSWX2110の管理設定を行えます。
今回はL2MSをRTX側でも有効にし、RTXのWeb UIからSWX2110のVLAN設定を実施します。(スイッチ側でRTXと接続する以外設定は必要ありませんでした)
設定
下記コマンドでLAN1インターフェースでL2MSマネージャーを有効にします。
rtx1220# switch control use lan1 on
rtx1220# save
web UIへのログイン・VLAN設定
http://<lan側に設定したIPアドレス>/
をブラウザのアドレス欄に入力し、Web UIへアクセスします。
ログインのダイアログが表示されるので、ssh接続のときに使用するのと同じユーザー名/パスワードをログインし
LANマップ > タグVLAN からL2MSを利用したタグVLANの設定画面を開きます。
特に説明はありませんが、どうもRTX1220との接続に使用されているポートが↑
のマークで表されるようです。
この画面にて各VLANの「参加ポート選択」からVLANの割当ができます。
触って見た感じ、以下のような挙動をするようです
- RTX1220と接続するポート(この場合は5番ポート)はタグVLANポートとして設定できる
- Native VLANは勝手に合わせてくれる
- ダウンリンク側で任意のVLANを設定すると、自動的にタグVLANが設定されるようです
-
ダウンリング側のポートはアクセスVLANしか使えないようです「マップ」の画面からであればトランクポートの設定が行えました- VLAN320を割り当てた後にVLAN160を割り当てるとVLAN160のアクセスポートとして設定されました