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Slackでの会話で絶対にしてはいけない3点

Last updated at Posted at 2022-04-12

リモートワークの普及により、社内コミュニケーションにはメールではなくチャットツールを使っている会社も多いと思います。

Teams,Chatwork,LINE Works…数あるチャットツールのなかでも、特にエンジニアに親しみのあるのがSlackかと思います。

もちろん私も公私ともにSlackユーザなのですが、今回はそのSlackを使うにあたって、実際に自分が気を付けている3点についてご紹介します。
(異論・反論あるかと思いますが、個人的見解なのであしからず)

「??」で相手を煽る

「〜でしょうか。」と句読点で終わるよりもクエスチョンマークを付けることで、視覚的に「ここは質問なんだな」と相手に伝えることができると思います。
しかしこれを付けすぎると、この文章は質問である、という文脈を超えて相手への非難という余計な意味合いまで付けてしまうような気がします。

ここは〜という意味なんですか???

特にこれが数十の返信が飛び交うスレッドみたく、西部戦線のようなバチバチの膠着状態に放り込まれるとアブナイ。
オフラインでの仲に影響する恐れも…

チャットではどうしても非言語情報を付けづらく、思わぬ印象を相手に与えてしまうことがあるので、文章が与えるニュアンスには注意が必要だと思います。
それに付随して、私はあえて句読点の代わりに「!」などの抑揚や、ソフトな絵文字を使うこともあります。😄😊😅
「。」だけで終わると、なんだかクールな、ちょっと怒っているような?ニュアンスが付いてしまうような気がしますので…

上司にこのあたりうまく使い分けている人がいらっしゃるので、ぜひ真似したい。

リンクのプレビューでタイムラインを埋める

これは技術ブログなどリンクを相手に共有する際の注意です。
「これを参考にこう書きました!」「こんな技術があります」「これを参考に書いたんですけどうまくいきません…」と、リンクを先輩や上司に送る機会はたくさんあると思います。

ただ、このリンクに付随するプレビュー、これが結構画面上を支配するんですね。特に2個も3個も貼ると、13インチノートPCならすぐに画面が一杯。
人って、自分宛てに送られてきた画面いっぱいの文字を見るとドッと疲れませんでしょうか。

プレビューは左上の✗を押すことで簡単に消せるので、文章をスッキリとさせたいときに便利かと思います。
また、Slackは文章にリンクを付けることもできるので、URLをベタ打ちするよりはスマートに文章を見せることも出来ます。

「何をしてほしいか」分かりにくい文章を送る

結局、「堅苦しい」「仰々しい」と散々バカにされているメールって、実はよく出来ているんです。
メールにあって、チャットにないもの。それは「件名」です!
この件名という短いサマリー文を読むことによって、一昔前の多くのビジネスマンはメール本文を読む前に「この文章はいまからこういうことを自分にしてほしいと伝えるんだな」というマインドセットを作ることが出来ていたのだと思います。

これについては昨年9月に見た、若くしてIT企業のPMを担っているYouTuber「ぴろり」さんから学んだので、こちらもぜひ視聴いただければなと思います。

この方が実践されているのは、部下に対してSlackでの依頼に使うテンプレートを用意したことなんですね。

【依頼】hogehogeしてください(期限:XX/XX AM○時まで)

的な。
ここの【依頼】のところは【お願い】でも、【質問】でも、【相談】でも、何でもいいと思います。
相手に何をしてほしいか、1行目で伝えているのがポイント。

よくやりがちなレスで、こんなものがあるかと思います

〇〇をしたく、XXをしてみました。
でも結局うまく行かず、次に▲▲をしてみようと思いました。

〜〜
(ここから100行くらい事情説明)
〜〜
でも最終的にうまくいきませんでした。締め切りが明日です。どうすればいいですか?

こんなSlackが来たら、誰もが「知るか!」と答えたくなるはず。
コミュニケーションとはいえ、相手の時間を使うという意識が大切である気がします。

さらに言えば、ぴろりさんのテンプレートは期限や(予想の)所要時間を設けているのがすごい。
期限を決めてしまうのは相手の忙しさを考えてしまうと少し気が引けて、とはいえこちらも早く処理してほしいので、あえて明言しない「なるはやで」になってしまいがちですが、明確な期限がないと相手もやる気を出しづらいはず。
スケジュール的に無理であれば相手から「その期日までには出来ません」とレスが来るはずなので、恐れずに期限を書いたほうがいいかと思います。
これは自戒も含めて…

正確ではないかもしれないですが、自分で考えた上での所要時間も記載することで、相手はそのタスクのウェイトを図ることができると思います。
特に激務な先輩エンジニアは差し込み案件の数も相当あると思いますので、この情報があるだけで差し込み案件の優先順位付けにかなり役立つのではないかと思います。

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