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Railsアプリにおけるメソッドのリクエストからレスポンスまでの流れについて(GETとPOST)

Last updated at Posted at 2021-03-31

リクエストからレスポンスまでの流れについて(GET編)

とあるSNSアプリがあります。ユーザーの一覧ページがブラウザに表示されるまで

  • ユーザーがWebブラウザにて、一覧表示に遷移するため/userのURLが設定されているリンクを押す ↓
  • /userに対してGETメソッドでリクエストがサーバに送信される ↓
  • Webサーバーがリクエストを受け取り、routes.rbにてルーティング機能がそのリクエストの処理をすべきコントローラー(クラス)とアクション(メソッド)を特定し、アクションを実行します。 ↓
  • コントローラーのアクションにてUser.allを呼び出し、Userモデルを通してusersデータベースからコレクション(ドキュメントの集合体)を読み込む。 ↓
  • インスタンス変数@usersにコレクションが代入される ↓
  • @usersがビューで展開され、クライアントにレンダリングされます

リクエストからレスポンスまでの流れについて(POST編)

とあるタスク管理アプリがあり,
タスクを新規作成するときの流れにそって解説


新規作成ページを表示する

  • まず初めに以下のような画面の新規登録画面ボタン(/tasks/newのリンク)をクリックします。 Image from Gyazo
  • /tasks/newに対してGETリクエストが送られる Image from Gyazo
  • Webサーバーがリクエストを受け取り、routes.rbにてルーティング機能がそのリクエストの処理をすべきコントローラー(クラス)とアクション(メソッド)を特定し、アクションを実行します。 『newアクションでTask.newで空のインスタンスを作り、@taskに代入。』
#tasks_controller.rb
  def new
    @task = Task.new
  end
  • 新規登録ページ(new.html.slim)がクライアントにレンダリングされる
/new.html.slim
= form_with model: task, local: true do |f|
  .form-group 
    = f.label :name
    = f.text_field :name, class: 'form-control', id: 'task_name'
  .form-group 
    = f.label :description
    = f.text_field :description, row: 5, class: 'form-control', id: 'task_description'
  =f.submit nil, class: 'btn btn-primary'

Image from Gyazo

タスク名(name)を入力する

  • 名称 のフォーム内にタスク名を入力する『ビールの発注をする』  ※今回、詳しい説明 と書いてあるフォームの説明は省略する Image from Gyazo 表示されているフォームの部分は、form_withというヘルパーメソッドを使っており、以下のような使い方をします。 ⬇️

データベースに保存しない場合のform_withの書き方
<%= form_with url: "パス" do |form| %>
  フォーム内容
<% end %>

データベースに保存する場合のform_withの書き方
<%= form_with model: モデルクラスのインスタンス do |form| %>
  フォーム内容
<% end %>



今回は②を使い

/new.html.slim
= form_with model: task, local: true do |f|
  .form-group 
    = f.label :name
    = f.text_field :name, class: 'form-control', id: 'task_name'
  .form-group 
    = f.label :description
    = f.text_field :description, row: 5, class: 'form-control', id: 'task_description'
  =f.submit nil, class: 'btn btn-primary'

となっています。そして、上記のビューファイルは以下のようなHTMLファイルを生成します。
Image from Gyazo
いくつか説明します。
1. actionは送信先のURLを指定します。"/tasks"ということはcreateアクションのURLが指定されているということです。
2. methodはPOSTのHTTPリクエストを指定しています。
3. name=tasks[name]は、params = { task: { name: "タスク名"}}のように、フォームデータが2重のハッシュ構造を持たせられる

作成ボタンを押す

  • 今回の場合は『登録する』ボタンが作成ボタンとなります。 Image from Gyazo
  • すると以下のように/tasksというURLに対してPOSTリクエストがサーバーに送られます。
    Image from Gyazo

- ルーティングでtasks#createのコントローラーとアクションが実行されます。

tasksコントローラのcreateアクション
  def create
    @task = Task.new(task_params)
  end

ストロングパラメータであるtasks_paramsで受け取った値をnewメソッドの引数として、Taskモデルのインスタンスを生成します。
@taskに代入します。

タスクの詳細画面に遷移する

  • if文を用いてデータベースへの保存が成功した際に詳細ページに遷移するよう分岐します。保存に失敗した際は新規登録ページに
tasksコントローラのcreateアクション
   def create
        @task = Task.new(task_params)
        if @task.save
            redirect_to @task, notice: "タスク「#{@task.name}」を登録しました"
        else
            render :new
        end
    end
  • 詳細ページに遷移する際には redirect_to @taskによりtasksコントローラのshowアクションが呼び出され、クライアントからGETリクエストが発生する。 ↓
  • ルーティングで対応するtasks#showが実行される

  • showアクションが起動され、データベースから取得したデータが@taskに代入される

def show
    @task = Task.find(params[:id]) #パラメーター経由で対象タスクのIDを受け取り、タスクオブジェクトをデータベースから取得
  end

-対応するビューファイルであるshow.html.slimがクライアントにレンダリングされる。

h1 タスクの詳細

nav.jusfity-content-end 
 = link_to "一覧", tasks_path, class: "nav-link"
table.table.table-hover
  tbody 
    tr 
     th= Task.human_attribute_name(:id)
     td= @task.id
    tr 
     th= Task.human_attribute_name(:name)
     td= @task.name
    tr 
     th= Task.human_attribute_name(:description)
     td= simple_format(h(@task.description), {}, sanitize: false, wrapper_tag: "div")
    tr
     th= Task.human_attribute_name(:created_at)
     td= @task.created_at
    tr
     th= Task.human_attribute_name(:updated_at)
     td= @task.updated_at
= link_to  "編集", edit_task_path, class: "btn btn-primary mr-3"
= link_to "削除", @task, method: :delete, data: { confirm: "タスク『#{@task.name}』を削除します。よろしいですか?" }, class: "btn btn-danger"   

Image from Gyazo

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