Google Assitant SDKを利用した検証を実施したので、メモ。
#環境:
DELL LATITUDE D430 (Mdel No.PP09S)
OS ubuntu 16.04
USBマイク SANWA SUPPLY MM-MCUSB16 USBマイクロホン
#手順:
以下の手順に従って実施すればおおむね成功するが、念のため実施した内容を手順として記録します。
https://developers.google.com/assistant/sdk/develop/python/
①ubuntuのイメージを入手
https://www.ubuntulinux.jp/
②DVDに焼いて、インストール対象(今回はDELLのノートPC)にDVDドライブ
をUSB接続して電源ON
念のため。。。BOOTの優先順位がHDDからになっているはずなので、BIOS起動直後(DELLのロゴマークが表示されたとき)に[F12]を押してBIOSの設定画面からどこからBOOTするのかを選択します。
③インストーラーに従ってOSをインストールします。
④インストールが無事終了!!
したと思ったら思わぬ落とし穴が。。。WiFiがOSに認識されてない・・・
ネットワークの設定からWiFiが選択できない状態になっています。
VPNしか設定ができない。。。
⑤まずは、WiFiで接続できるようにします。
⑤-1 ubuntuにログインしてデスクトップで右クリックを押下し、[端末を開く]を選択します。
⑤-2 Terminal上で以下コマンドを実行します。
#$lspci -vvnn | grep 14e4
⑤-3 パッケージの再インストール
#sudo apt-get update
#sudo apt-get --reinstall install bcmwl-kernel-source
⑤-4 カーネルのモジュールをいったんアンロードしてから、wlのモジュールを読み込む
#sudo modprobe -r b43 ssb wl brcmfmac brcmsmac bcma
#sudo modprobe wl
⑤-5 少しまって、右上のネットワーク部分にWifiが出てくれば成功
出てこない場合、以下のコマンドを実施してモジュールのアンロード/ロードを実施するとうまくいく
#sudo modprobe -r b43 ssb wl brcmfmac brcmsmac bcma
#sudo modprobe b43
#sudo modprobe ssb
#sudo modprobe wl
(OS起動時にはいつもこれをしないとWifiを認識しない・・・ので、
/etc/rc.localに起動時に実行するスクリプトとして追加したほうがいいかも。。。)
スクリプトとして追記する場合、sudoの実行には、
以下のようにechoで渡してあげれば実行できます。
echo パスワード | sudo コマンド
以下の表示なれば接続できます。
上記でもWifi接続ができない場合は、ノートPCの横のWifiスイッチ(スライド式)が手前に引かれた状態になっているかご確認を。
⑥ 後は、Googleのガイドに従って実施すればできる。
https://developers.google.com/assistant/sdk/develop/python/
#動作確認
どうなっていれば、Google Assistant SDKが利用できているのかをGoogleのサンプルを使って確認。
① Pythonを起動する
#source env/bin/activate
② 以下コマンドでサンプルを実行する
#google-assistant-demo
③ 以下のコマンド”ON_START_FINISHED”がでると”OK Google”の音声入力を待機
④ ”OK Google”という単語を認識すると”ON_CONVERSATION_TERN_STARTED”が表示され、
何ををしゃべると認識することができる。また、認識した言葉は、”ON_RECOGNIZING_SPEECH_FINISHED”にて出力される。
今回は”What is Google”と発言しました。
英語音声で返答してくれます(ON_RESPONSE_STARTED表示時?に音声が再生されます)
”ON_CONVERSATION_TERN_FINISHED”の後にも続けたい場合は、
再度”OK Google”とお話すれば会話が実施できます。
⑤ 日本語で”こんにちわ”というと、ローマ字変換”konichiwa”になる。
英語未対応のため、日本語として認識していませんが、
英語でここまで認識するとは恐るべし。。。