どうしてもMySQLなどメジャーなDBに比べて情報源が少なくなりがちなRiak。
そんなRiakを知るために有用だと思われる僕の知る限りの情報源を、まとめてみた。
公式ドキュメント
なんといってもこれだ。
基本中の基本だが、用語説明やコンセプト、応用事例まで幅広く載っている。
ちなみに、ドキュメントの検索機能はYokozunaを使って実現しているらしいので、試してみよう!
Bashoブログ
Riakに関するイベントやその詳細、立ち入るきっかけの少ないRiakを支えるアルゴリズムなど、様々な話題が目白押しの公式ブログだ。
ブログ自体の内容はもちろん有用だが、「何から調べたら良いか分からない」という時はその取っ掛かりとしても良いだろう。
ちなみに日本語版もあるので安心してほしい。
Qiita
別に僕はインクリメンツの回し者ではないが、日本語で活きた貴重な情報源といえる。
Riakの運用にフォーカスした実用的な内容が多く、利用イメージを掴むため最初に調べても良いかもしれない。
余談だが、最初は自分のブログに書いたほうが良いかなと思った。
しかし、Riakについて調べるときにQiitaのタグ機能などは非常に有効であり、情報の受け取り側にとっては楽なようにできているのだと感心した。
和書
実際のところ、Riakについての専門誌は無い。と思う。
取り上げられていたとしても、紙面の一部をriakコーナーとして、という程度だ。
例えば、以下の書籍は一部がRiakの話題になっている。
7つのデータベース7つの世界は、ページ数こそ大したことないものの、Riakを使う上で必要な知識はひと通り書いていると思う。
ソースコード
実際の挙動を深く追うためには避けては通れない。
Riakは多数のBasho製コンポーネントを組み合わせて作られている。
Riakをcloneしてmakeすると関連するソースコードをdepsディレクトリにダウンロードしてくるので、後は読めばいい。
1コンポーネント1機能で綺麗に分割されているので、興味がある機能から始めれば良いだろう。
Erlangの日本語情報源が少ないことが欠点なのかもしれない。
敷居が高いと感じる人は、Riak Source Code Readingに参加すれば良いと思う。
論文
難易度は高い。
でもいつかは読みたい。
Riakを支える根幹である。
Dynamo論文を始め、CRDTやConsistent Hashingなど、たくさんある。
まとめ
以上が、僕が目にした情報源だ。
まだ全てには目を通していない(特に論文は…今後きっと読む)。
この他にも良い情報源があったら、Qiitaのコメントなどで是非教えて下さい!