先日行われたRiak SCRに行ってきたので雰囲気を伝えるエントリ。
大雑把なタイムテーブル
- 19:00 Bahsoのオフィスに集合、飲み物を頂く
- 19:00 - 20:00 前半。篠原さんがriak_coreについて発表
- 20:00 - 20:15 休憩という名の質問タイム
- 20:15 - 21:00 後半、と言うか前半の続き
雰囲気
話す予定の人がRiak SCRのmarkdownとソースコードをプロジェクタに映しながら解説をしていく。
gistはあらかじめ用意しておく事前資料。
Erlangの細かい文法が分からなくても、要所は教えてくれるので大丈夫。でもプログラミングやソフトウェア一般の知識は必要。
基本的には処理の流れを追いながら、アルゴリズムとその実装を読み解いていく。
なんとなくEmacs使っている人が多い。(公式でerlang-mode配ってるし全体的にEmacs推奨な雰囲気。でもvimもOK)
質問があったら随時してOK。
人数は10名以下の少人数。
飲み物は缶ビール、ジンジャエール、お茶などから選べる。
進み方
最初にmarkdownを見ながら、今回読むソースコードの概要と見どころ、代表的な関数などを説明。
その後エディタを映しながらひたすら処理を追っていく。
アルゴリズムなど本質的な内容になったら、議論になることも多い。
また、riakにattachして関数を実際に使ったり、値を見たりすることも多い。
これまでは前半と後半で全く別のソースコードを読むことも多かったが、今回はriak_coreという重いテーマだったので、前後半でテーマが一貫していた。ちなみにriak_coreは今後も読み進めていく予定。難しい。
感想
始終和やかな雰囲気で進むので、安心しながらソースコードリーディングに集中できる。
実際にriakの動作を目の前で見て、返り値を皆で見ながら理解を深めていくことの、学習効果の高さを実感した。
後半になるに従って高度な内容になっていくが、議論を聞いてメモを取りながらならなんとか追いつける進行。(でも僕は2/3くらいのあたりから追いつかなくなっていく…)
riakの使い方や運用のコツなどすぐに役立つ内容に触れることもあり、実用面でも学ぶことが多い。
また、日本ではユーザが少ないErlangに触れられる貴重な機械でもあり、それが目的で参加する人もいるようだ。
実際、Erlangの実装例などで不明点を聞けるので、riak以外でも新たな発見が非常に多く、文字通り勉強になる。
定期的に少人数で開催されているOSSの読書会であり、効率的なコードリーディングの技術なども盗むことができるので、僕のように「OSSにコミットしたいけど何から始めたら良いか分からない」という人も参加するといいと思う。
ちなみに飲み物はジンジャエールがオススメ。とても美味しいです。