#はじめに
ごきげんよう。今回は小さいコラムを書こうと思います。というのも、明日に迫った、勉強会を前にちょっと書きたくなったのだ。長くはないから気楽に読んでください。
でははじめよう。
#lispと宇宙と深海について
最近の研究だと、無人深海探査機にlispを乗せているということです。深海は未知の領域が大きいから、機械が素早く判断して、素早く行動をしなければならない。だから、自立システムが必要となっていく。
じゃあ、同じ機械学習にはpythonがあるではないかという疑問があるかもしれない。確かにPythonも使いやすい。初心者にはおすすめするし、lispよりは普段使いがいいのも確かだ。だが、決定的にかけていることがある。
遅い。
宇宙や深海では一瞬の判断のミスが命取りになる。宇宙に関して言えば、人間の手が届かないところで活動するわけですから、一瞬でも止まればどうなるかわかりません。その点でlispは速く、関数ごとにコンパイルできるから、遅延を起こさないというわけです。それほど必要とされているのだ。
いつもの環境にいると極限化での環境のことを忘れてしまうことが多い。当たり前に水が出てくるのも、当たり前にガスをひねれば火が出ることも。lispは何もないサバイバル環境下でも生き残ることができる言語なのだ。
普段使っている言語もいいかもしれないが、このようなタフな言語を触っているのもたまには悪くはないだろう。さあ、lispを触ってみよう。楽しいことが待っているはずだから。
#告知
8/15日にlispもくもく会をやります。まだ募集かけていますのでぜひ参加の方よろしくお願いします。
https://connpass.com/event/61460/