うれし恥ずかし初めてのQiita投稿 (/ω\)
自社プロダクト向けの開発環境をWorkSpacesで作り、更にそれをイメージ化しておいて、必要な時にポンポンと簡単に複製したいという思惑でチャレンジしました。
一部つまづいた所もありましたので、皆さまの参考になれば幸いです。
WorkSpacesで構築したい開発環境
ちょっと古め。ASP.NET 4.5ベースの開発環境、SQL Serverも使います。
- VisualStudio 2010 Express
- .NET Framework 4.5.1
- SQL Server 2008 R2 Sp2 Express
全体の目次
その1. WorkSpacesのセットアップ ★ 今回はここ ★
その2. ASP.NET開発向け各種ソフトのセットアップ
その3. WorkSpacesのイメージ化 からの環境複製
大まかな手順【WorkSpacesのセットアップ】
1.Simple ADのセットアップ
まず、WorkSpacesを利用するためにはAWS Directory Serviceが必要となります。
Active Directoryの簡易版のSimple ADを利用。詳細は割愛。
2. WorkSpacesのセットアップ
あとは専用ウィザードに従うのみ。
- AWSマネジメントコンソールからWorkSpacesに移動し、左上の[Launch WorkSpaces]を迷わずクリック
- Launch WorkSpacesウイザード > Step 1: Select Directory
先程セットアップしたDirectory Serviceを選択して[Next Step]をクリック
- Launch WorkSpacesウイザード > Step 2: Identify Users
このWorkSpacesを利用するユーザーを、「Select Users from Directory」エリアで選択する。
「Create New Users and Add Them to Directory」エリアで、対象のDirectory Serviceに新規ユーザーを作成することも可能。
完了したら[Next Step]をクリック
- Launch WorkSpacesウイザード > Step 3: Select Bundles
各種バンドルがリストアップされるので、必要な構成のものを選択する。ちなみに私は「Standard with Windows 7」を選択。
Languageは「Japanese(日本語)」を選択し、[Next Step]をクリック
- Launch WorkSpacesウイザード > Step 4: WorkSpaces Configuration
・Running Mode
端的に言うと、月額課金(AlwaysOn)か時間課金(AutoStop)かの選択です。
どっちがお得か?については、80時間/月くらいが閾値になりそう。
今回はよくわかんないので、とりあえずAutoStopを選択
・Encryption
マウントされるボリュームを暗号化するかどうかの設定。
※ここで暗号化にチェックを入れると後工程でイメージを作成できなくなります!! 当然、今回はチェックOFF
そして[Next Step]をクリック
- Launch WorkSpacesウイザード > Step 5: Review
いちおう確認して、問題なければ[Launch WorkSpaces]をクリック。
3. WorkSpacesにアクセス
しばらく(20分ほど)すると「Launch WorkSpacesウイザード > Step 2: Identify Users」で選択したユーザーのメールアドレス宛に作成完了のメールが届くので、メール記載の手順に従ってWorkSpacesにアクセス。
感想
とりあえずここまではめっちゃ簡単です。
使い心地は今のところ快適。各種デバイスからアクセスできるんで非常に便利です。
今回は時間課金(AutoStop)を選択したので、マシンの停止を忘れて死ぬほど請求がきたらどうしよう・・・
と、おっかなびっくりでしたが、その名の通りAutoStop(自動停止)の時間を設定できるので安心。
また、作成後に月額課金(AlwaysOn)への変更もできるようですので、まずは時間課金で手軽に始めてみるといいかもですね。
それでは、次回は「その2. ASP.NET開発向け各種ソフトのセットアップ」に移ってまいります ('◇')ゞ